帰国子女・海外子女のための受験、教育情報サイト

海外赴任先での学校選びから帰国子女受験まで

ホーム学校からのメッセージ学校からのメッセージ > 帰国生受け入れ校からのメッ...

この情報は2023年度入試に関する内容です。

Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は国内生と異なっていますか。
A.HRが1~2クラスなので、基本的に同じです。ただし、MYPの言語(英語・日本語)の授業のみ、年に一度レベル分けを行いますので、言語力により、授業クラスが異なる場合があります。英語の授業については、入学時に英語のテストを実施し、その結果から中学1年生(7年生)、中学2年生(8年生)、中学3年生・高校1年生(9・10年生)それぞれ3段階のレベルに分けます。日本語の授業においても同様にレベル分けを行い、生徒の言語レベルに合わせたきめ細かい教育を行っています。
※ IBプログラムでは保健体育、音楽、さらに中学ではデザインや美術、家庭科などの実技科目が日本語で行われます。

Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A.帰国生に限定することはありませんが、英語および日本語のサポートが必要な生徒のために、授業前に「モーニングサポート」を実施しています。また、放課後には教科の学習をサポートする「スタディーホール」も開講し、生徒たちが教科の先生に質問できる体制を整えています。また生活主任の先生が、帰国生が早く学校に慣れていくためのサポートを担当し、学習の進捗状況等を細かく確認しています。

Q.入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A.他の生徒も含め、多様な言語・文化的背景をもつ生徒であることに気をつけています。IBクラスの生徒も体育祭や音楽祭、文化祭に一般クラスの生徒とともに参加します。毎日お弁当を友達と食べ、放課後はクラブ活動に参加できます。IBクラスに通う生徒には海外と日本の教育の両方のいいところを取り入れた学びを感じてほしいと思います。

Q.帰国生が入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A.玉川学園は、日本の一条校、私立の学校であり、伝統に基づいて学校生活の約束があることを認識しておいてほしいです。また、IBクラスの高校2・3年生(11・12年生)で行われるディプロマプログラムは、学ぶ内容が非常にレベルの高い内容であり、本当に難しいコースです。厳しい言い方にはなりますが、万人に向けたプログラムではありません。継続した学び、自分自身での時間管理、統一試験の合格が必要となります。さらには探究的学習姿勢を身に付けることや創造的思考力の修得に時間のかかる人もいるでしょう。

Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A.現在住んでいる国や文化、通っている学校についてです。帰国生の皆さんには、玉川学園に多様性、さまざまな視点、多くの経験を持ち込んでくれると期待しています。他の生徒たちが経験することのできない貴重なものを決して無駄にすることなく活かしてください。学校での学びの中で共有する機会を持つようにしており、さらに周りの生徒たちと共同することで新たな発見や観点を持つことができます。より多くの視点から物事を見た方が良いと考えています。ぜひ力を発揮してください。

Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことは何ですか。
A.海外に在住されている家族はとても結束が固く、皆で協力して問題を解決していきます。帰国後もこの家族の雰囲気を大切にして下さい。長期滞在のお子様にとって、帰国することは「新しい国」に行くことかもしれません。家族のチームワークを保ちお子様をサポートして下さい。

Q.これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
A.一般的な同年齢の生徒に比べ、多様性への経験が豊富なことです。海外にいると「日本人」としての自覚が芽生えるといいます。日本にいては気付かない「日本の良さ」「日本の文化を知ることの大切さ」を是非、玉川学園の生徒たちに教えて下さい。

Q.帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A.年間を通じて、目的別、期間別に多くの国際交流プログラムがあります。海外での経験を生かしリーダーとして交流の先頭に立つチャンスがあります。

Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A.試験問題は、英語(英)、算数・数学(日英)、理科(日)、社会(日)の4科目です。英語は長文を読み内容を理解する力、算数・数学は学年相当の基本的な学力、理科は実験の内容などから論理的に考える力、社会は自分の考えを論述する力が必要です。
面接試験は、受験生面接及び保護者同伴による面接を実施します。玉川学園に入学して何をしたいのか、海外での経験をどのように役立てていきたいのか、自分の考えをはっきりと伝えることが大切です。

 

【連絡先】東京都町田市玉川学園6-1-1 TEL:042-739-8931
【ホームページ】https://www.tamagawa.jp/academy/lower_upper_d/

 
JOL会員へのご登録

JOBAからのお知らせ

JOBAの教育プログラム
JOBA法人会員登録方法について
帰国子女特化型スクール
JOBA オンライン授業
 
ページTOPへ