2023年度 海外・帰国生高校入試ガイダンス その1
2022年9月24日(土)
第1回目の今回は「帰国生の受け入れ＆帰国生入試の資格・条件」「帰国枠入試日程」です。
帰国生の受け入れ＆帰国生入試の資格・条件
■ 国立大学附属高校
帰国生に対して特別の受け入れ枠を持つ高校は、筑波大学附属・筑波大学附属駒場・東京学芸大学附属・愛知教育大学附属・名古屋大学教育学部附属・大阪教育大学附属池田校舎の6校になります。
この他に、東京学芸大学附属国際中等教育学校の後期課程では、高校3年生の4月まで編入生を受け入れています。
■ 主要私立学校
国語・数学・英語の3教科で、一般入試と同一問題の入試を実施する高校がほとんどですが、青山学院や中央大学杉並のように、一般入試とは異なった適性検査や基礎学力検査を課す高校もあります。一般入試と同一問題の場合でも入学審査の際に「特別な配慮」をする高校も多くあります。
帰国枠入試日程
多くの学校では、一般入試と同一日に帰国枠入試も実施していますが、首都圏中心に、海外・帰国生の独自入試を一般入試と切り離して実施している学校もあります。入試日程をうまく調整すれば、幅広く受験校を選択することができます。入試日程をうまく調整すれば幅広く受験校を選択することができますが、合格発表日の数日後に手続き締切日になる学校もありますので、その日程もスケジュールに組み込んでおく必要があります。
