進路指導

進路教育においては、多種多様な参加型のプログラムによって、生徒たちが自分自身の将来やキャリアを考えるチャンスを多く設けています。一人ひとりに特別に与えられたかけがえのない「力」（賜物）に気付き、それを活かすために努力をする生徒たちを、私たちは温かく見守り、サポートしていきます。

中学３年 「広く見渡す、遠くまで見通す」

卒業生や外部講師を招き、その方々がどのような使命感を持って仕事をされているのかを伺う「講演会」、そして「自分の就きたい職業」から敢えて一旦離れ、世の中全体の仕事について調べる「職業研究」などを通して、社会の成り立ちと人との関わりについて深く考えていきます。「ライフプランニング授業」では「職業」「家族」「家計」などの様々な要素を織り交ぜ、人生設計の考え方の基礎をファイナンシャルプランナーの方から楽しくご指導頂きます。

高校Ⅰ年 「自分の歩む道を探る」

「学部・学科研究」では、まず大学の全ての学問分野についての調べ学習を偏りなく行い、学間の全体像を知ります。その中で興味を持ったいくつかの学間分野に含まれる具体的な学部についてさらに研究を深め、「自分の関心」と「学部」のマッチングを進めていきます。そして「文理適性検査」の客観資料と自分自身の興味関心とを照らし合わせながら、10月に行われる「文理選択」登録に向け、担任との面談を繰り返していきます。

高校Ⅱ年 「目指す大学について深く考える」

春には「校内大学説明会」を実施、「例年の本校生徒の出願数」と「多様さ」の観点から二十数校の大学より先生をお招きし、お話を伺う機会を持ちます。夏の「オープンキャンバス訪問」では高Ⅱでの学陥・学科研究の経験を起点にして幅広い大学のオープンキャンパスに参加し、志望校についての具体的な情報を集めます。秋以降には各自の第1志望校を設定した上で、そこへの架空の「志望理由書作成」を行うことで、自分自身の志望の意思を形あるものにし、モチベーションを高めます。

高校Ⅲ年 「それぞれの第一志望校へ」

高Ⅲ授業の大半は受験に向けた「演習型」となります。さらに放課後の「JSG特別講座」は各科目「上級」「中級」が開講され、各自の必要に応じて得意科目はさらに伸ばし、苦手科目は克服する場としています。「JSGラーニングセンター」を高Ⅲは毎日最大4時間半利用可能。必要をとあらばチューターにすぐに質問できる自習環境を提供しています。出願指導は生徒本人の意思を何より尊重しつつ、一人ひとりの賜物が最大限生かされることを教師一同願いながら行っています。

進学データ

2023年 進路状況