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帰国生中高入試 英語 Essay対策について (その3)

2024年6月12日

入試でのEssayには、大きく分けて Non-Fiction Essay と Fiction Essay の二つの形式があります。
まずは、受験する学校のEssayがどちらの形式なのかを確認しておくことが大切です。
また、Non-Fiction Essayの形式でも、学校により、社会的問題をトピックとして取り上げて意見を述べさせるもの、agree/disagree 形式で問われるもの、海外経験に関連したトピックについて書くものなど、出題形式が異なります。
Essayが苦手という場合でも、受験校のEssayトピックの傾向に沿って何課題も書き上げていけば、自分なりの「書き方の型」ができあがり、しっかりとしたEssayが書けるようになりますので、きちんと傾向を把握して諦めずに演習に取り組みましょう。
以下、Essayを書く際のアドバイスをいくつか紹介いたします。

【3】 「内容」と「質」を上げることを意識する
入試では、提出されたEssayから受験生の「英語力(表現力)と質」が同時に測られます。
ここでいう英語力(表現力)とは、自分が培ってきた英語を使って、読み手に伝わりやすく、相手をひきつけるエッセイを書く力のことです。
この点では、「内容選びを読み手目線で行えるか」ということが大切になってきます。
海外経験を通し、かけがえのない体験をしてきた受験生が多くいますが、そこに気づいていない受験生が多いようです。
時間を見つけて今までの経験を振り返り「ネタ」集めを行ってみてください。
また質の面では、問題文をよく読み、条件をおさえ、時間内に書き上げられているかということが測られます。
限られた時間の中で最後まで書き切るということは、受験生が直面するハードルのひとつだと思います。
普段からマインドマップに割く時間と書く時間を決め、タイムマネージメントの練習をしましょう。

~完~

 

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