日本の高校に編入した生徒さんに対し帰国枠での受験資格を認めている大学・学部の多くは、高2途中からの編入であれば受験資格を認めています。ただし、もともと国公立大の多くは日本の高校への編入者に帰国枠受験の資格を認めておらず、認めているところも高3での編入しか認めていないケースが大半です。高3編入のメリットは、高3での編入なら受験資格を認めるが高2編入なら認めないという大学を受験校に追加できることですが、これは実際には少数です。
高校卒業資格が取れるのなら(そして、大学入学時に18歳になっているなら)、大学受験資格上は、大学入学資格試験や成績だけが問題となります。カナダなら、カナダの大学に進学できる条件を満たしていることが帰国枠入試の出願資格として求められる大学がわずかですがあります。大学進学資格は、カナダの場合、州により制度が違いますし、大学によって求められるものも違いますが、たとえばEnglish12とmath11を終えていることなどが含まれます。また、そうした条件を満たしていることが、帰国枠での受験資格でなく書類審査においても重要になります。ただし書類審査がある大学は少ないため、いわゆる難関大学をお考えでないなら、気にされる必要はありません。
厳封というのは、その中の書類が一揃いであって、追加も削除もされていないという証明となるものです。通常は成績証明書、卒業証明書、推薦状をセットにしていますが、それに何かの賞の証明などを追加することも可能です(高校側がそのコピーをいれて厳封します)。
台湾の現地校を卒業したというだけでも受験資格を得られる大学もありますが、その場合も外国語試験に中国語がないケースがあるため、受験校の選択肢はどうしても限られてしまいます。お書きいただいた3校は、上智が英語力を示す試験結果(TOEFLや英検など)の提出が受験資格の一つになっていますので、提出できなければ受験できません。
1年間の単身留学で、しかも卒業は日本の高校ということになると、帰国枠を利用できる大学は非常に少なくなります。首都圏では中央大、駿河台大、聖学院大、目白大、東京女学館大、二松学舎大、桐蔭横浜大が資格的には帰国枠受験が可能です。
現在は高校卒業前で、卒業後のこの夏以降の進路についてのご相談ということでしょうか。そうであれば、collegeとは高校修了者が行く学校を想定されている(日本の高校課程にあたるcollegeではなく)のでしょうが、そのcollegeからカナダでuniversityへの編入が可能であれば、日本の大学への編入も可能でしょう。
もし、日本で高1を終えてからカナダに渡ったのであれば、合計で12年間の教育を終え
たことになりますので、受験資格を認めてくれる大学はいくつもあると思います。
高1途中からの編入であれば12年間に満たない形になりますが、それでも受験資格を得られる大学はいくつもあると思います。高校修了と大学入学資格は別なものだからです。
日本での大学受験はもちろん可能です。帰国生のための入試枠を持っている大学のうち、単身留学(ご両親が国内での勤務であるのに生徒本人の意志で留学をしたもの)の生徒の受験を認めているところであれば、基本的にどこでも受験できます。基本的に、といいますのは、受験資格にTOEFLや国家統一試験などの受験について条件を決めている大学・学部もあるからです。
お知らせいただいた状況からは、帰国枠で受験資格のない大学はないものと思いますので、TOEFL、SAT1・2を計画的に受けておきさえすれば、帰国枠を持つ日本中のあらゆる法学部に出願可能となります。
海外の学校からの大学編入につきましては、資格の有無、編入学年の確認も含め、直接大学に問い合わせていただくしか方法はありません。
資格につきましては、たとえばアメリカのコミュニティカレッジ在籍であれば、日本の大学在籍と同等とは認められないのが一般的であるため、編入資格はないと判定されることが多くあります。ただ、大学入学資格、編入資格について柔軟な対応がされる方向で変化しています。従来の考えで資格が認められない場合も、事前に審査する時間があれば個別に判断してもらえるケースが増えていくものと思われますので、とにかく早めにお問い合わせいただくようお勧めいたします。
現在10年生で、9年生の途中から編入し、11年生の途中に日本に戻る可能性があるということになりますね。
今の学校での在籍が最終的に2年間を超えるようなら、日本の高校に編入しても帰国枠での受験が可能な大学はいくつもあります。ただ、不可能な大学もでてくるため、引き続き今の学校で12年生を修了するほうが受験の選択肢は増えます。また、高3での日本の高校編入は選択肢が非常に限られます。12年生途中からの単身残留(お仕事の都合とは別に海外の学校に残る)であれば、帰国枠での受験資格は認められるのが普通です。
高校編入についてですが、編入のための枠を持っていて常時受け入れる体制にあるという学校はほとんどありません。基本的に、空きがあれば実施、ということになりますし、編入希望者からの問い合わせを受けて編入試験の実施を検討、ということもあります。
ですので、基本的には、通学地域などから候補を絞って、直接お問い合わせいただくのが最善と思います。