私は小3から中国に来て、高校から上海のインターナショナルスクールに通い、現在高2の生徒(G11)です。APコースで5月にAP ChineseとAP Macroeconomicsのテストを受ける予定です。第一志望は東京外国語大学で、将来アラビア語の勉強をしたいと考えています。第二志望は東京学芸大学です。やはりAPスコア以外に、SAT、TOEFLやHSKは必要ですか?なにを準備したらよいでしょうか?
まず受験資格の点で留意したいのでは、東京外国語大学や東京学芸大学は、保護者の仕事に伴う滞在であることを条件としていることです。単身留学の場合、これらの大学は帰国枠受験の受験資格が得られません。
そして、統一試験(SAT)については、提出が望ましいとされています。したがって、 TOEFL,SATについては、よほどスコアが悪くない限り提出する方がよいです。一方、APコースに在籍している(あるいはAPの科目を受講している)ということは、ほとんど考慮されません。GPAもあまり気にする必要はないでしょう。HSKもそれほど考慮はされないでしょうが、自分のアピールになるものであれば提出しておくべきです。
現在の志望校はすべて国立大学であるようですが、これらの大学は、合格者が極めて少なく、この大学だけを志望するというのはリスクが高いと思われます。私立大学をいくつか受験した上でチャレンジするのが妥当でしょう。
対策としては、海外にいる間にTOEFLなどの英語資格のスコアを伸ばし、現地の学校の成績を上げることを基本とすればよいです。卒業後は、日本語小論文など、筆記試験に向けた対策をするとよいでしょう。
Update: '16年5月12日
2014年3月にいただいたご質問への回答