学校からのメッセージ
帰国生受け入れ校からのメッセージ 帝京中学高等学校
この情報は2024年度入試に関する内容です。
Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.国内生と一緒のクラスです。難関大学を目指す『一貫特進コース』と、さまざま経験や部活動に積極的に参加していく『一貫進学コース』のいずれかを選択してください。一貫進学コースからは、高校進学時に、帝京高校インターナショナルコース<海外留学課程><英語特化課程>に進学することも出来ます。(インターナショナルコースへの進学には、成績等の条件があります。)
Q.帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
A.英語力を維持するために、OC(オーラルコミュニケーション)は取り出し授業を行います。文法は海外での生活が長い場合でもあやふやな分野がありますので、国内生と一緒に受けます。
Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A.国語・社会・数学・理科などで必要な場合は、個別に対応します。放課後講座や、長期休暇などで時間を取って補習します。
Q.入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A.学習環境以外にも、生活環境の変化に対応できない場合もあります。海外での生活という貴重な体験が、不安材料とならないよう、個々の能力を発揮できるよう、配慮します。
Q.帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
A.単独の帰国生入試は4年目ですが帝京高校インターナショナルコースのメソッドを生かし、海外からの転入生を受け入れてきました。その転入生は帝京高校インターナショナルコースにすすみ、慶応義塾大学、早稲田大学、上智大学などへ進学しています。
Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A.本校の説明会などで、本校の教育方針や内容を知っていただきたいと思っています。帰国生入試説明会(10/26 10:30~)やオープンスクールなどに参加し、6年間通学する環境をお確かめください。
Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A.各国には固有の文化や考え方があります。五感を精一杯働かせ、日本ではできないことをたくさん体験してほしいと思っています。言葉だけでなく、文化や考え方でも、日本との違いを学び楽しんできてください。
Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A.帝京中学校は、25年以上も前から、国内生の中学入試に『英語』を採用してきました。中学受験の英語として、良問を出題してきた経験があります。まだ、実績の浅い『帰国生入試』ですが、安心して受験してください。
Q.これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
A.長年、帰国生の編入生を受け入れてきました。帰国生には、日本でずっと生活している生徒とは違う感性があります。また、その感性を余すことなく発揮しようとする強さもあります。それが他の生徒にも良い影響を与えています。
Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A.多数の編入生を受け入れてきました。様々な国や地域からの編入生です。その編入生もすぐに溶け込める土壌が本校にはあります。違う感性を持った生徒を自然に受け止め、仲間として受け入れる寛容さを持った生徒が多くおり、学校もそういう風土にあります。すぐにうちとけられるはずです。
Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A.試験科目は、英語50分・作文50分・面接(英語、日本語)です。英語の難易度は、英検3級から4級程度です。作文は600字~800字程度、日ごろから、自分の思いが相手に伝わるような作文を書けるよう練習しておくことをお勧めします。また、面接は、特別な技術は必要ありません。自分なりの言葉で伝えることが出来れば大丈夫です。
【連絡先】東京都板橋区稲荷台27-1 TEL:03-3963-6383
【ホームページ】https://www.teikyo.ed.jp/