学校からのメッセージ
帰国生受け入れ校からのメッセージ 筑波大学附属坂戸高等学校
この情報は2024年度入試に関する内容です。
Q．帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生（国内生）と異なっていますか。
A．基本的に帰国生と一般性（国内生）のクラス配置・授業体制は同じです。帰国生の多くが希望するSG（Super Global）クラスは、国際的な学びを求める帰国生、外国籍、IB（国際バカロレア）コースなどの生徒が在籍しており、さながらインターナショナルクラスのようなメンバー構成となっています。
Q．帰国生に対する英語の授業は一般生（国内生）と異なっていますか。
A．基本的には一般生（国内生）と同じです。場合によっては、取り出し授業を行うこともあります。
Q．帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A．必要があると認められた場合には、日本語の補習の授業を行うこともあります。授業担当の先生にアポイントをとって個別にフォローしてもらうことも可能です。
Q．入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A．帰国生と一般生（国内生）にかかわらず、新しい学校生活になじめるかで不安を抱えていますので、本校では円滑に学校生活をスタートできるように、入学直後にコミュニケーションキャンプ（校外宿泊学習）を行っています。※コロナ対応等で実施形態を変更して実施する場合もあります。
Q．帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
A．帰国生に特化した進学実績の調査は行っていませんが、海外大学の進学を希望する生徒は増加傾向にあります。本校は総合学科高校であるため、将来を見据えたキャリアデザインの過程として進路を選択するように指導しています。そのため、進学実績よりも生徒の希望を優先させるような進路指導を行っています。
Q．帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
A．帰国生に限らずのことですが、本校ではまず自分自身を知り、自分の興味関心や適性が生かせる未来像を思い描き、それを実現するために自分だけの時間割を作成して自ら進んで学ぶ学校です。ですから、自律して学校生活に望む姿勢が最も重要であると考えています。そして常に新しいことにチャレンジする姿勢も求められます。
Q．帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
A．その国・地域でしか体験できない文化や伝統を学んできてほしいと思います。帰国生の多くが希望するSGクラスでは、日本とは異なる文化について関心を持つ生徒が多く集まるクラスです。ぜひ海外での経験を分かち合ってほしいと思います。
Q．帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A．本校は生徒それぞれの夢や希望を尊重し、お互いに認め合う風土があります。そのため、生徒間の人間関係も良好で、充実した学校生活が送れると思います。
Q．これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
A．様々な文化や伝統を体験してきていることから、その体験を一般生（国内生）と共有し、お互いに刺激しあうことによって高めあう雰囲気を作っていくことができることです。また、行事ではリーダーシップを発揮したり、海外からの来客や留学生のサポートなどに積極的に関わってくれており、とても頼もしい存在です。
Q．帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A．帰国生と一般生（国内生）を区別せず、多様な生徒がお互いに学びあうことのできる学校です。また、海外校外学習、留学生の来校や海外姉妹校との交流など、語学や経験など帰国生のメリットを生かせる場がたくさんあることです。
Q．帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A．帰国生が対象となるSG入試（帰国生・海外在留生特別選抜）では、当日の試験の出来が合否を左右するため、面接練習や過去問題を解くなどの準備をしておくとよいと思います。
【連絡先】埼玉県坂戸市千代田1-24-1 TEL：049-281-1541
【ホームページ】https://www.sakado-s.tsukuba.ac.jp/
