帰国生受け入れ校からのメッセージ　リンデンホールスクール中高学部

2025年11月12日

この情報は2026年度入試に関する内容です。

Q．帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生（国内生）と異なっていますか。
A．帰国生は一般生と同じクラスに所属します。ただし、帰国された際の日本語の習熟状況に応じて、帰国生は通常の授業の替わりに日本語の獲得に専念するための日本語クラスを選択できるようにしています。また、高校の課程からはIBコースとTIコースにクラスが分かれます。「IBコース」ではIBDPと高校必履修科目を履修します。リンデンのIBDPは英語DPで、Groupの科目の選択も非常に自由度が高く選択できるのが他校との違いです。また日本の高校の卒業資格も得られます。「TIコース」では日本の教育課程で学ぶコースで、国内大学受験に合わせた実践的な学力を身に付けるカリキュラムを提供しています。帰国生も、自分自身の進学希望に合わせてコースを選択できます。

Q．帰国生に対する英語の授業は一般生（国内生）と異なっていますか。
A．同じです。本校では英語イマ―ジョン教育の教育課程特例校として、外国人教員による英語でのMathematics、Science、Social Studyなどの授業を小・中・高を一貫して行っています。在校生の多くは小学校から英語で教科を学んできており、さらに英語の授業は習熟度別少人数クラス体制なので、帰国生の英語の得意な方でもさらに英語力を伸ばせる環境が整っています。近年の卒業生の英語力は、約9割がCEFR B2レベル以上、約3～5割がCEFR C1レベル以上です。

Q．帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
A．行っています。編転入学試験の結果で、補習の必要性を判断しております。現在は英語と数学で補習を実施しています。

Q．入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
A．まずは海外と異なる生活環境や校則、学習の方法や進度に慣れてもらうことに気を付けています。教職員でInternational Student Support Team (ISST)というプロジェクトチームを組織しており、保護者との密な連携、定期的な交流アクティビティの企画などバックアップ体制を作っています。

Q．帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
A．帰国生を含む直近4年間の合格実績は以下の通りです。
（海外大学）
Cambridge University (Trinity College),
Imperial College London,
University of Edinburgh,
University College London,
King’s College London
Columbia University,
Brown University,
UC Davis (Animal Science)　　他多数

（国内大学）
岡山大学（医）
広島大学（医）
高知大学（医）
九州大学（IUP）
早稲田大学（国際教養）
上智大学 （外国語）
立教大学（GLAP）
横浜市立大学（データサイエンス）　　他多数

Q．帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
A．リンデンホールスクール中高学部には「個性を伸ばし自信を付けて世界に送り出す」と「和魂英才」の2つの教育理念があります。生徒のみなさんが国際社会で活躍するためには、ツールとしての英語力、日本人としてのマナーや教養、文化を理解することが必要であると考え、英語イマージョン教育による確かな英語力と自国のアイデンティティの確立を目指しています。

Q．帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
A．常勤のカレッジカウンセラーがいて、各国によって違う大学進学制度への書類準備、面接対策など親身に伴走してくださいます。日本国内の大学受験に向けたサポートも充実しています。

Q．帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
A．本校では、中学1年生から高校1年生の12月まで編転入試験を随時受け付けております。
試験の内容は①English ②国語 ③数学 ④生徒面接(日英) ⑤保護者面接です。海外での英語と日本語の学習状況に応じて、国語の代わりに「日本語」、数学の代わりに「Math」など選択していただくことが可能です。詳しくは本校の学校HPの募集要項をご確認ください。

【連絡先】福岡県筑紫野市二日市北3-10-1　TEL：092-929-4558
【ホームページ】https://lindenhall.ed.jp/highschool/