JOBA学校フェア Online ~2021~「学校資料集」
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玉川聖学院 中等部・高等部 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢7-11-22 TEL:03-3702-4141 中等部教頭 笠井 洋子先生から Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。 A.本校は、帰国生が日本の普通の学校生活を通して、自分の経験や問題意識を深め、自分の使命を発見できることを目指していますので、帰国生も一般生と同じクラス配置や授業体制となります。 Q.帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。 A.本校の英語の授業は、中2~高3が3段階の習熟度別に行っています。帰国生は上位のクラスに入ることが多いですが、一般生と同じ授業を受けます。 Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。 A.生徒の個別の必要に応じて、補習を行うことが可能です。 Q.入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。A.本校はミッションスクールとして、生徒一人一人が尊い存在であり、大きな力と可能性があると考えています。帰国生の存在とその経験をかけがいのないものとして尊重し、本人が希望と誇りを持って生きていけるようにサポートします。 Q.帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。 A.帰国生14名 (2015年度~2020年度卒業生) 路先 進路先 慶應大学、上智大学、立教大学、法政大学、明治学院大学、日本大学、桜美林大学、東京都市大学、聖隷クリストファー大学、跡見学園女子大学、留学 Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。 A.本校では、多様な文化背景を持つ生徒同士が、お互いを大切にしながら共に生きることを大切にしています。 帰国生たちが、自分の特別な経験を、他の人や世界全体のために生かしていくことを期待しています。玉川聖学院の中で、ぜひ自分の意見や考え、感じ方を、仲間たちに伝えて、共有していってください。 Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。A.異文化の中での違和感や共感、考えさせられた問題意識等を、忘れないで帰ってきてほしいと思います。その貴重な経験を生かして、異文化に対する無意味な偏見を捨て、違う文化の人同士をつなげていく人になってもらいたいと願います。 Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。A.本校は、キリスト教プロテスタント系の女子校として、聖書に基づいて、一人一人を大切にする教育をしています。毎朝の礼拝があり、中等部では毎日曜日に自宅近くのキリスト教会の礼拝に出席することになっており、高等部では5~8回ほど教会レポートの提出をしています。ぜひ聖書の教えを学ぶ機会としてください。 Q.これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。A.自分のアイデンティティや文化について考える機会に恵まれているということです。 その問題意識は、本校独自の高等部の授業「総合科人間学」や、選択科目「国際教養」等で、他の生徒も深く学ばせられる機会を提供してくれます。 Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。 A.日本の友だちがたくさんできることです。 本校には宿泊行事をはじめとした多彩な行事が数多くあり、クラブ活動も充実しているので、自分のやりたいことに取り組みながら、充実した中高時代を過ごし、一生の友だちを作ることができます。 Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。A.中学入試は、国語、算数の2科目と面接、高校入試は英語、国語、数学と面接です。 いずれも基本的標準的な問題が中心ですので、本校の過去問題集を繰り返し解いてください。 中受 高受 編入 女子157

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