JOBA学校フェア Online ~2021~「学校資料集」
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青稜 中学校・高等学校 〒142-8550 東京都品川区二葉1-6-6 TEL:03-3782-1502 募集広報部 部長 伊東 充先生から Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。 A.ホームルームや授業は一般生と同じクラスで行います。 様々な地域から通学する生徒と様々な価値観を分かち合いながら、学校生活を共にしていくことが特に多感な中高時代には必要だと考えています。 Q.帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。 A.中高共に一般生と同じクラス編成の中で行われます。中学1年次から高校1年次までは日本人教師による授業が週7~8時間、ネイティブによる英会話の授業が週1時間(中学1年は2時間)あります。中学での英語の授業は全て1クラスを2分割した少人数授業になっています。 また、滞在先で英語力を培ってきた生徒の場合には、ネイティブ教師のフォローだけでなく、英語の授業においてPOP(Pull Out Program)という取り出し授業を実施しております(高校1年次まで)。 Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。 A.補習授業という形式は取っておりません。代わりに自学自習の確立を目指したSラボ(中学生対象)があります。Sラボでは基本的に自ら授業で課された課題を行う場ですが、専属スタッフによる各教科のフォローもあり、個々のレベルにあった指導を受けることができます。また、本校では定期試験前に質問の日を設けており、先生方は自教室で待機をし、質問を受け付けています。生徒が積極的に質問することで互いの信頼関係も深まり、その後の授業や進路指導にも役立っています。 Q.入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。 A.一般生も同様ですが、学習の進度や生活習慣の違いにより学校生活に支障をきたすことのないように配慮することです。理科や社会の教科も基本からスタートし、違和感なく取り組めるようなカリキュラムになっています。英語力の維持・向上を目指したきめ細やかな対応策の1つとしてそれを支える語学研修や留学制度などを実施し、海外で英語を学んできた生徒にも対応していきます。 心のケアに関しては本校の教職員だけでなく、定期的にカウンセリングの先生にも来ていただき、多角的な方面からサポートしています。 Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。 A.「社会に貢献できる人間の育成」という学校方針、そのためのカリキュラム、そして学風。 平日は毎日学校案内を受け付けておりますので、ぜひ一度ご来校ください。 Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。A.文化の違いによる物事の考え方などを学んできてほしい。中学高校と学問に深みが出てくる中で異なる視点や解答の導き出し方などの差異を感じることでより広い視野を手に入れることができるようになるはずです。また、自分の置かれた環境の中で最善を尽くせる前向きで素直な姿勢を養ってきてください。 Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。A.英語だけでなく様々な活動を通して、共に学んでいきましょう。 また、異なる文化体験を同級生に伝え、共有し、そこから真の共生感が生まれてくることを期待しております。 Q.帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。A.生徒と教員の温かい関係を6年間を通じて育むことができる学校の雰囲気が自慢です。 また、最寄り駅の大井町線の下神明駅から徒歩で数分という本校の立地条件は通学等で苦労した帰国生にとっては驚きだと思います。 生徒自身の学力や興味関心を考慮したカリキュラムを学校と共に築き上げていければと考えております。 Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。A.本校に限らず、受験校をしっかり研究して、後悔のない進学をしてほしいと思います。 本校の過去問を解くなど、問題傾向に慣れておいて下さい。 内容的には基本的な学習事項をしっかり押さえておくことが合格の決め手になると思います。 高受 編入 共学 中受 海外入試 156

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