JOBA学校フェア Online ~2021~「学校資料集」
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目白研心 中学校・高等学校 〒161-8522 東京都新宿区中落合4-31-1 TEL:03-5996-3133 教頭 齋藤 圭介先生から Q.帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。 A.全ての授業が一般生と一緒です。帰国生だけ取り出して、別の授業を受けてしまっては、せっかく日本の学校に戻ってきた意味がないと考えています。中学の英語の授業は英語力のある生徒に対して、取り出し授業を行っています。中学3年生からはコース別の授業になります。高校ではクラスが細分化されているため、クラス毎の授業になります。高校のSEC(Super English Course)ではTOEFL講座、Newspaper Englishの授業を受けられます。また、総合コースの中に英語難関クラスがあるのも本校の魅力です。帰国後の学習に不安な人には校内に学習支援センターがあるので、授業外で利用できます。また、日本語に対して不安を抱いている生徒にはフォローアップがあります。 Q.帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。 A.帰国生用の補習授業はありません。帰国生に対して、配慮はしますが、帰国生だからという理由で、強制的な補習授業は必要ないと考えています。学習意欲が高く、もっと勉強したいという生徒は、帰国生であってもなくても、学習支援センターでの補習講座をすすめています。 Q.入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。 A.授業によっては遅れを取り戻す必要がある教科も出てくることもありますが、焦らず丁寧に指導をしていきます。得意科目でしっかりと自信を持たせながら苦手科目の克服を目指します。生活面では多くの教員が関わり、複数の目でフォローしていきます。中学は二人担任制ですので、安心です。 Q.帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。A.授業が一般生と同じということで、新たな環境の中でより高い目標に向かって切磋琢磨する向上心を持ち、本校での学びを通して世界の舞台で活躍できる人間に成長してほしいという教員の願いを理解した上で、入学してほしいです。 Q.帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。 A.一言でいえば、日本では学べないこと、体験できないことを学んでほしいです。例えば、登下校一つを取ってみても、日本と海外では、なぜ違うのだろうと疑問に思えるチャンスを見逃さず、自分の中で答えを探してほしいです。広い視野で物事をとらえ、考え、実行できる姿勢を身につけて、帰国してください。帰国後に登下校だけでも楽しいと感じると思います。 Q.帰国生やそのご家族に伝えたいことは何ですか。 A.本校には「グローバル教育部」という国際関係専門の部署があります。教員だけではなく在校生・卒業生の保護者の方も一緒になって活動しており、帰国生へのサポートも行っています。帰国後も不安なことがあれば、ぜひご利用ください。 Q.これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。 A.海外経験を強みと捉え、何事も真剣に学び取ろうという積極的な姿勢です。帰国生は真面目な子が多いという印象があります。特に、英語だけでなく、言語に対してのアドバンテージがあるため、日本の英語教育を受けた際にも、さらに伸びていくという印象があります。本校は英語の目白です。帰国生であっても満足していただけると思います。 Q.帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。A.一番は普通の高校生活が送れるという点です。他には、新宿区の閑静な場所に位置した学校でじっくり勉強と部活動に取り組むことができる環境や、放課後の時間を利用した勉強のサポート体制(学習支援センター)です。また、中学3年からグローバル人材の育成を目指す「Super English Course」を選択することができ、英語力としてはTOFEL iBT80点を目指します。今まで培った国際感覚を伸ばす絶好のチャンスです。こちらのコースは高校入学からでも選ぶことができます。 Q.帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスはありますか。A.A試験は英語のみ(英語圏の現地校・インターナショナルスクールに通学されていた方が対象となります。)B試験は中学が国語・算数、高校は英語・国語または英語・数学(日本人学校に通学されていた方が対象となります。)C試験は中学のみですが、国語・算数各50分と英語(検定を得点換算する為、筆記試験は無。英検3級は60点、準2級以上は70点に換算)各100点を2022年度より導入します。いずれも保護者同伴の面接も行います。中学入試のA試験では準2級レベル、高校入試のA試験では2級レベル、B試験では準2級レベルの出題となります。A試験の内容としましては、四技能「Speaking」以外の「Listening」「Reading」「Writing」の三技能を問う問題となります。ネイティブ向けの英文記事やエッセイを読み、日本語で要約する問題や、テーマに沿って英作文を書く問題を出題します。出題傾向は、グローバルな展開をしている検定試験(IELTS、TEAPなど)をご参考にされるといいかと思います。B試験は本校の一般入試の問題でも対応できます。試験の内容はオーソドックスな海外生に配慮した問題になります。本校のHPにサンプル問題を記載しています。また、海外オンライン帰国生入試を実施します。自己アピール+書類選考のみです。 Q.校内見学は受け付けていますか。 A.電話によるお問い合わせを頂ければ、個別の相談・学校見学もお受けしています。国外にいる方で、受験前の来校が難しい場合には、合格後でも構いません。満足した学校生活を送るためにも、入学前に一度、学校に来て生徒の様子や設備をご覧ください。きっと満足していただけると思います。 共学 中受 高受 編入 海外入試 122

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