海外・帰国生へのメッセージ (質問をクリックすると回答が表示されます)
帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
インターナショナルクラスでは、帰国生と一般生は同じホームルームクラスに入り、さまざまなバックグラウンドを持つクラスメイトやInternational Teacher(ネイティブスピーカーの教員)とのコミュニケーションを通して、豊かな感性と多様性を受け容れるおおらかな姿勢が育まれていきます。授業は、実技教科やHRは同じクラスで受けますが、その他の教科は原則的に別クラスで行います。数学・理科・社会の授業は、英語または日本語による授業を選択することが可能です。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
英語の授業は英語力に応じて3レベルで展開され、帰国生の授業はアドバンストクラスで行います。International Teacherによる授業が展開されるので、海外生活で身に付けた英語力を維持・発展させていくことができます。また、数学・理科・社会も、各専門分野を持つInternational TeacherによるAll Englishの授業を選択することが可能です。
帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
国語の授業は、帰国生などを対象に基礎レベルのクラスも設置しています。また、帰国生に対する通常の補習授業はありませんが、学期末に「フォローアップ授業」を全ての生徒を対象に行っています。また、休み時間・放課後に分からないところを教員に個別に質問しやすい環境を整えています。
入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
海外で身につけた力や経験を個性として認め、それを学校生活の中で十分に発揮できるようにサポートすることです。
帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
本校は日本の一条校ですので、日本語の運用力は生徒本人・保護者共に必須です。その上で、中学インターナショナルクラスでは、主要教科を英語で学びます。帰国生にとっては、日本の学校ならではの学校生活を一般生とともに楽しみながら、異文化理解などにおいて今までの経験を活かしてリーダーシップを発揮することを期待しています。
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
様々なことを経験し、日本では学べない多様なものの見方・考え方を学んできてほしいと考えます。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
将来グローバル社会で活躍できるよう、本校では英語力はもちろんのこと、「相互通行型授業」を通じて「考える力」を育みます。そのうえで、生徒には自分の意見を持ち、発信するというContribution<貢献>を求めています。一人ひとりの唯一無二の海外経験を強みにし、日本に母校を持ちながらも、世界を舞台に活躍する将来を描くことができるよう、全力でサポートいたします。
帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
本校の授業は、自ら考え、探究する授業です。生徒はタブレット端末を活用し、必要な情報を集め、クラスメイトと議論します。ディスカッションやプレゼンテーションを通じて、お互いの意見を尊重する姿勢を培いながら、自らの考えを適確に伝える力を伸ばしていくことができます。
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
国際生入試の英語の試験は、中高ともに「読む・聞く・話す・書く」の4技能や数理的思考を図る問題が含まれています。試験のレベルは中学が英検2級程度、高校が準1級程度ですが、英検と本校の入試は出題形式や内容が全く異なりますので、英検で合否の可能性をはかることは難しいです。本校で実施する説明会にご参加の方には、サンプル問題をお渡しする予定です。