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富士見丘中学高等学校

東京都渋谷区中学受験高校受験編入海外入試

多様な価値観・個性を活かす スーパーグローバルハイスクール指定校

コロナ禍での学校生活

富士見丘中学高等学校 学校訪問レポート

Question 1学期は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、分散登校などをされたそうですね。

M.H 登校日以外はオンライン授業だったのですが、富士見丘では生徒1人につき1台ノートパソコンが配布されており問題なく授業を受けることができました。分散登校の期間中は本についてのプレゼンテーションやエッセイの作成が課題で出たのですが、今まで映画などでしか知らなかった「フランケンシュタイン」の原作を読んだことが印象的でした。

R.S オンライン授業ではMicrosoft Formsを使用しての小テストがありました。やはり実際に対面しての授業とは異なるので、私たち生徒がどの程度理解できているか先生方が確認するために実施していたようです。決められた時間内に回答・提出を行う形式でドキドキしました。

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M.K 私もM.Hさんと同じく「フランケンシュタイン」の原作を読んだのですが、それについての問題が先生からMicrosoft Teamsを介して送られてきて、直接回答を入力して提出をしました。課題提出の方法が最新で、意欲的に取り組むことができました。

Question 今は部活動も含め、通常通りの登校をされているそうですね。夏休みはいかがでしたか?

M.H 今年の夏休みはだいたい3週間半ほどで、午前中は部活動、午後はオンラインで夏期講習を行っていました。私は模擬国連部に所属しているのですが、夏休み中の活動は問題無く行われていました。ソーシャルディスタンスは意識していましたが。

Question なるほど。それではせっかくなので皆さんの部活動について、また夏休み中の活動は通常時と何か違う点があったかを教えていただけますか?

M.K 模擬国連とは国際的で多様な問題について会議を行うもので、リサーチ、発表、そして最終的にDraft Resolutionという解決案を出すことを目標としています。部活動の中で1番印象的だった議題は代理出産についてです。興味のある課題だったこともあり、リサーチ段階から入り込めました。会議で使用する情報は正確さが求められるので、United NationsのウェブサイトやNGOがまとめているページなどをチェックしました。実際にUnited Nationsで扱われた過去の議題の解決案も参考にしました。会議ごとに担当国が異なるのでいろいろな国の文化・宗教などを学べることが魅力ですね。私は昨年中東系の国の担当が多かったので、イスラム教について深く知る良い機会となりました。

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R.S 私はドイツでの生活が長かったので、部活を選ぶ際には日本の文化に触れられるものが良いと考えていました。富士見丘に入学して書道部に入部したのですが、筆を手にしたのはその時が初めてでした。普段の活動では主に個人で参加する大会に向けての作品を書いています。お手本は顧問の先生が書いてくださり、部員が多く集まれた日には袴を着てパフォーマンス書道の練習をします。今年は10月の文化祭が中止となってしまったので、夏休みには代わりに行われる文化部発表会に向けて準備をしていました。文化部発表会ではパフォーマンス書道を行うので、字の練習、そしてまるで運動部かのように踊りの練習もしています(笑)。

M.K 私はアート&クラフト部に所属しています。去年までは美術部として主にスケッチを行っていましたが、今年度から改名されてクラフト作成など幅広い活動ができています。夏休みから現在まで部員はそれぞれスケッチだったり、紙で立体模型を作成したり、文化部発表会に向けて展示するものを制作しています。私は羊毛を針で刺して形を形成する、羊毛フェルトを制作しています。例年の文化祭では展示はもちろん、校内の装飾も担当しています。

◆部活動◆
富士見丘の部活動は全部で22。運動部が8つに文化部が14。自分の興味にとことん向き合い成長を実感する毎日です。活動内容はこちらをご覧ください。

現地での生活・受験について

Question それでは富士見丘に入学する前に遡ってお話を聞いていきたいと思います。皆さん幼い頃から海外で生活していたようですね。M.Hさんが住んでいたシンガポールは多民族国家と言われ公用語も4種類あるとのことですが、現地では普段の生活で何語を使用していましたか?

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M.H 普段は英語で、家族と話すときだけ日本語を使用していました。シンガポールは元々イギリスの植民地だったので学校、標識、電車のアナウンスまで全て英語なんです。時々マレー語や中国語の表記もありましたが、メインの言語は英語でした。また、シンガポールには「Singlish」という方言のような言語があり、私も現地校では話していました。これは中国語とマレー語が混ざった英語のことで、英語として話しているけれど実は存在しない、そんな単語を使っていることがありました。私は初めにインターナショナルスクールでアメリカ英語に慣れてから現地校へ通いだしたので少し違和感がありましたが、徐々に何がアメリカ英語か、何がシングリッシュかが分かるようになり、場面によって使い分けができるようになりました。現地校の英語の授業では先生が「シングリッシュを話さないで!」と注意していたのですが、その注意自体がシングリッシュだったという思い出があります(笑)。

Question 注意している先生もシングリッシュで話してしまったのですね(笑)。続いてドイツに住んでいたR.Sさん、現地での生活の様子を教えてください。

R.S 私は幼稚園の頃から現地校に通っており、普段はドイツ語、家では日本語を使用して生活していました。通っていた学校には音楽・英語・フランス語の3クラスがあり、私は楽器の演奏がしたかったので音楽クラスに所属したのですが、実際には合唱がメインで想像とギャップがありました(笑)。7年生で音楽クラスがラテン語とフランス語の選択に代わり、ラテン語を選択してからは授業が楽しくなったので良かったです。

Question クラス選択が多いのは面白そうですが、イメージと違う内容になってしまうこともあるのですね。ありがとうございます。それでは最後にM.Kさん、小学2年まで日本の学校に通っていたそうですが、シンガポールに移住し始めたときの気持ちも含めて現地での生活はいかがでしたか?

M.K 移住当初はシンガポールという国も知らず英語も得意ではなかったので、学校で迷子になってしまったりと苦労しました。通っていたインターナショナルスクールでは英語が得意ではない生徒のためのクラスがあり、そこで勉強していく内に段々と慣れていきました。学校生活で思い出に残っていることはサマースクールですね。マリーナベイ・サンズのミュージアムやレゴミュージアムに行ったりしました。とても楽しかったですし、他の学年の子と話せたことも良かったです。

Question 現地ではたくさんの楽しい経験ができたのですね。それでは今度は帰国時の学校選びについて伺います。何をポイントにして受験校を決めましたか?

M.H 私は学校を選ぶにあたり、帰国生がたくさんいる学校を意識しました。シンガポールでの生活が長かったので自分の日本語力に不安を感じ、同じように苦手意識を持っている子がいれば学校に馴染みやすいのではないかと考えたからです。日本の学校に通ったことが1度もなかったので生活環境が変化することや校則・制服など決まりが多いことにももちろん不安はありましたが、1番心配だったのは言葉でした。現地でも小学2年生頃までは自宅で日本語を勉強していましたが、学年が上がるにつれて現地校の勉強で忙しくなってしまい、漢字の学習は小学校低学年ぐらいで止まっていました。家族と話すときにしか使用していない日本語のレベルでみんなの会話についていけるだろうかとも考えました。

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R.S 私は本帰国後公立の中学校に半年ほど通っていたのですが、当時はまだ日本語に慣れていなかったので苦労した覚えがあります。なので受験校を選ぶ際には帰国生に対してどのようなサポートを行っているかをポイントにしていました。また、現地ではドイツ語で生活していたので日本語も英語も正直得意という訳ではなく、高校ではどちらの言語も頑張ってマスターしたいと考えていたんです。富士見丘は帰国生が多いので英語の授業もきっとレベルが高いのだろうと思いましたし、キャッチアップ講座の「Study7」にも魅力を感じました。実際に入学して参加したStudy7では海外で勉強したことがなかった現代文や古典のフォローアップをしていただきました。講座は質問がしやすく分かりやすかったです。

Question 今は「本当に日本語に不安があったの?」と感じるくらい違和感無くお話されていますね。R.Sさんの努力、そして富士見丘の帰国生サポートの手厚さを感じます。続いてM.Kさんはどのように学校を選びましたか?

M.K 学校についてとても詳しい知人がおり、日本語に不安があっても富士見丘ではフォローアップがあるから大丈夫、と教えてもらったのが受験のきっかけです。私は中学受験で富士見丘に入学し、同じくStudy7で勉強をしていました。他の帰国生と一緒に漢字を勉強したり、テスト前にはみんなで問題を出し合って対策した思い出があります。

◆帰国生受け入れ体制◆
帰国生の力を生かす学習環境が整っています。詳しくはこちらからご確認ください

Question ありがとうございます。ちなみに富士見丘では海外入試も行っているんですよね。みなさんの受験方法を教えてもらっても良いですか?

M.H 私はシンガポール会場で高校受験をしました。受験することを決めたのは試験の1か月前、本帰国をしたのが入学の1週間前とタイトなスケジュールでしたので受験勉強に多くの時間をかけることはできなかったのですが、受験時にはTOEFLやTOEICなど自分が持っている英語資格での優遇もあったので助かりました。

R.S 私は中学生の途中で帰国していたので、国内で高校帰国生入試を受けました。国語に自信が無かったので選んだ試験科目はA方式の英語エッセイと日本語作文です。ドイツでの英語の授業はプレゼンテーションをメインにしていたので、英作文はあまり慣れていませんでした。なので受験前には塾に通ってひたすら小論文の練習をしました。JOBAにも通っていたことがあります。

Question そうだったのですね、ありがとうございます。それでは英語圏以外で勉強していたR.Sさんから、受験を乗り越えるために当時意識していたことを教えていただいてもよろしいですか?

R.S そうですね。英語エッセイを書く際文法はもちろん大切なのですが、まずは何を伝えたいのかを明確にすることが大切だと思います。自分の意見は何かを意識していれば自ずと文章量も増え、読み手にも伝わりやすくなると思います。

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Question 重要なアドバイスですね。ありがとうございます。それでは続いてM.Kさん、受験方法や帰国時期について教えていただけますか?

M.K 私が本帰国したのは2月の入試時期真っただ中でした。実は個別で学校見学をさせていただいた次の日に中学受験のテストを受けたんです(笑)。通常の入試を受けるには出願期間も過ぎていたのですが、追加入試の日程には間に合ったので無事受験をすることができました。学校が柔軟に対応してくださったので良かったです。中学受験も高校受験と同じくA方式、B方式受験があり、私もA方式の英語エッセイと日本語作文で受験しました。また、中学から富士見丘に通っていた生徒は高校にあがる際、高校受験で入学してくる生徒と同じ試験を受けるんです。試験結果によってはコースが変わることがありますが、その時期には日本語にも慣れていたのでB方式の国語・数学・英語の筆記試験を受けました。

◆入試情報◆
富士見丘中学高等学校は、11月に海外4都市で入学試験、及び編入学試験を実施しています。合格後、入学資格は10ヶ月間保持でき、帰国のご予定に合わせて入学できます。
2021年度の海外生特別入学試験についてはこちら、2021年度の本校での帰国生入学試験についてはこちら、2020年度の帰国生転編入学試験についてはこちらをご覧ください。

Question 中学から入学された方も高校生になる前にもう1度試験を受けるのですね。みなさん受験することを決めてから試験日まであまり時間がとれなかったようですが、面接の練習はしましたか?

M.H 私は面接を受けることが初めての経験でしたので、会場への入り方などの面接マナーを独学で勉強していました。入学後に先生に聞いた話では帰国生の面接では国内生ほど厳しくマナーをチェックしていないそうですが、代わりに海外でどんな経験をしてきたかといった内容を重視していたようです。私が面接していただいたときの担当は歴史の先生でしたので、シンガポールでの歴史の授業はどんなことをするのかと質問された記憶があります。現地では文系選択ではなかったので全員必須のシンガポールの歴史しか勉強してこなかったのですが、シンガポールは植民地から独立して50年ほどの歴史しかなく、説明できる内容が少ないので困りました。

R.S 私の面接時にはネイティブの先生から好きな本について質問されました。当時はあまり読書をしていなかったので回答に困った覚えがあります(笑)。他の受験生も本についての質問をされたそうなので、普段から読書を習慣にしておくと良いと感じました。

M.K 読書については筆記試験でも同様の質問があったので私も重要だと思います。また、中学受験の面接では英文のプリントを読み上げるテストがありました。プリントの英語は簡単な文章ではなく、先生方はどの程度の文章が読めるかをチェックし入学後の英語取り出し授業についていけそうかを確認していたそうです。

富士見丘に入学して

Question それでは入試の質問はここまでにします。みなさん入学前に不安に思っていたこと、実際に入学して思ったことを改めて教えてもらえますか?

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M.H 入学前はとにかく自分の日本語力が不安でクラスのみんなと話ができるかが心配でした。しかし意外と会話は問題無く、日本で人気がある音楽や漫画をシンガポールでも楽しんでいたので話題にも困りませんでした。興味のある様々なジャンルをネットで見ていたおかげでみんなが盛り上がっている内容についていけましたし、そこから友人ができていきました。

R.S 私も友人ができるか不安でした。海外生活が長かったので文化の違いから話がかみ合わなくなってしまうのでは、と自分から話しかけることに抵抗があったんです。しかし入学後は同じ経験をしてきた帰国生も多く、その不安もなくなっていったので良かったです。

M.K 私は漢字がすごく苦手で、入学前は勉強についていけるかが不安でした。テストへ向けて勉強していく内に段々と暗記のコツを掴んでいって、今では英単語より漢字の方が得意です。

Question 素晴らしい。努力した結果ですね。みなさんも同じように勉強面で困ったことはありましたか?

M.H 私は現代文に苦戦すると思っていたのですが、実際に入学して一番苦労したのは日本史でした。漢字が分からなかったので教科書を読むことが難しかった上に、日本の政治についての勉強も初めてだったので大変でした。逆に他教科についてはシンガポールの現地校の方が進度は早かったので、多くの科目が中学時代に習っていたことの復習でした。現地で使用していた中学の参考書と高校の日本語の教科書を見比べて、和訳するとこうなるんだな、と逆の順序で理解していきました。

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R.S 私も漢字が分からなかったので現代文・古典・日本史がとても大変でした。ドイツに住んでいたときは週1回日本人補習校に通って日本語の勉強をしていたので読み書きはある程度できていたんです。しかし高校の勉強で使用するような難しい漢字までは習得できていなかったので、書く練習をたくさんして周りについていけるよう努力しました。

M.K 私は小学2年の終わりからインターナショナルスクールへ通い始めたのですが、M.Hさんが言ったように日本よりシンガポールの方が進度が早かったんです。現地の子は既に割り算の計算をしていました。習い始めを逃し理解が不十分のまま過ごしてしまったことで、日本へ帰国した後も計算が苦手になってしまいました。

Question やはり違う環境での勉強は大変そうですね。それではここから富士見丘の魅力に迫っていきましょう。学校のお気に入りのポイントがあれば教えてください。

M.H 私は少人数のクラス編成が気に入っています。もともと現地で通っていた小・中学校もシンガポール国内では小規模な学校でしたので、雰囲気が近く親しみやすいです。

R.S 私はペントハウスが気に入っています。高校1年のときにはよく友人と一緒にテスト勉強をしていました。自動販売機もあり、図書室とは違って会話をしながら勉強できる環境なんです。ここで過ごすのは放課後の楽しみでもあります。

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M.K 私は中学から富士見丘に通っているので、中学の校舎に近いパティオによく行っていました。高校生になってからはあまり利用していないのですが、雪の日はみんなで雪遊びができるのでお気に入りの場所ですね。

Question 授業についても教えてください。先程学校のお気に入りで「少人数クラス」についてのお話がありましたが、クラス設定、所属について具体的に教えていただけますか?

M.H はい、私たち3人はアドバンストコースBに所属しています。 このコースではEHP(English Honors Program)といって、英語の授業はネイティブの先生が週に6~8時間、海外の学校と同レベルで指導してくださります。アカデミックイングリッシュというTOEFLやIELTSの対策講座や、課題となった本についてレポートを作成しプレゼンテーションを行ったりする授業など内容は様々です。アクティブラーニング型の授業が多いですね。

Question 習得した英語をアウトプットする機会はありますか?

M.H 私は高校1年時にイギリスへ3か月間留学をしました。富士見丘の姉妹校「Westonbirt School」がテッドベリ―にあって、寮とホストファミリーの両方にお世話になりながら授業を受けていました。寮付きの学校でしたのでドイツ、ロシア、中国など他の国からも留学生がたくさん来ており、色々な国の子と仲良くなれました。

M.K 私はサステイナビリティ演習という高校2年生が対象の探究学習で開発経済をテー マに勉強しており、本来であれば海外でのフィールドワークでシンガポール・マレーシア・台湾のいずれかへ行き英語を用いてリサーチを行う予定でした。今年度は海外に行くことが難しいので沖縄フィールドワークへと変更となりました。英語を使用する機会は減りますが、沖縄の学校の生徒と交流ができるので楽しみです。

◆国際交流・留学プログラム◆
イギリス、オーストラリア、カナダの姉妹校への3ヶ月の留学制度。全期間ホームステイ、または寮に入り、現地生徒と一緒に学校に通います。詳細はこちらからご確認ください。

◆サステイナビリティ演習◆
サステイナビリティ(持続可能性)という視点から、さまざまな社会問題を探究する課題解決学習。「災害と地域社会」「開発経済と人間」「環境とライフスタイル」という3つのテーマで高大連携による探究学習を行い、海外フィールドワークを実施しています。詳細はこちらからご覧ください。

進路・受験生へのメッセージ

Question なかなか先の見えない状況が続いていますが、現時点でみなさんが考えている進路について教えていただけますか?

M.H イギリスにあるロンドン大学キングスカレッジは富士見丘が指定校推薦制度対象校としているので、以前はそちらへの進学も視野に入れていました。この件は富士見丘への入学の決め手の1つでもあったので、現地での生活を知るために入学後の3ヶ月間の留学もイギリスにしました。留学中はSATの勉強もしていたのですが感染症の問題で試験が中止となってしまい、ビザや昨今の国際的な問題に対して両親も不安に思っているので、現在は無理をして海外進学を目指すより国内大学への進学を目指そうと考えているところです。

R.S 私は国内の大学でドイツ語を専攻したいと考えています。ドイツ語を話す機会が帰国後減ってしまったので、語学力が落ちないように現在はドイツ語検定の取得を目指しています。現地で売っている検定用の参考書を使用して自己学習を進めている最中です。

M.K 私も国内の文系私立大学への進学を目指しています。今年度予定していたイギリス・チェルトナムの姉妹校への留学は残念ながら中止となってしまいましたが、今後も富士見丘でのプログラムを利用して大学受験や将来に役立つ経験ができれば嬉しいです。

Question 柔軟な思考で進路を考えていて素敵ですね。最後にそんなみなさんから、本帰国を控えている後輩たちへアドバイスをいただけますか?

M.H 私が伝えたいことは、自分の日本語力に不安があっても心配はいらないということです。私自身帰国前は日本語を使って学校生活ができるかとても不安に感じていましたが、入学して最初に受けたテストでは問題文に全て振り仮名を振っていただけるなど、富士見丘では帰国生への日本語のフォローが手厚いんです。もちろん帰国生全員に対して振り仮名を振った問題が配布されるわけではなく、それぞれの海外滞在歴や日本語力に応じてそのような対応をしてくださります。私の場合問題文は読めたので振り仮名は必要ないと2回目以降は断りましたが、フォローが必要な生徒には様々なサポートをしてくださります。

R.S 私からは受験勉強についてアドバイスをさせてください。高校受験の帰国生入試では小論文と面接が実施されることが多く、普段ニュースで取り上げられている内容について問われることがあります。海外でも日本のニュースは簡単に確認できるので、受験に向けて普段から少しでも意識をしてみてください。

M.K 日本での生活が短いので周りから浮いてしまうのでは、といった不安は帰国生が多い富士見丘では不要です。色々な国から生徒が集まっており、先生方も私たち帰国生の気持ちを理解してくださいます。語学力に不安があっても充実したサポートにより安心して学校生活を送ることができます。私は中学受験で富士見丘に入学し自然と日本語の力がついたことを実感していますし、何より学校が馴染みやすい雰囲気なので今では楽しく過ごせています。

Question アドバイスありがとうございます。今年度は学校見学に行けずに入学試験を迎える方がたくさんいらっしゃると思うので、みなさんからの意見は富士見丘を知る上できっと重要な情報になると思います。それでは本日は長いお時間、本当にありがとうございました!

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