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富士見丘中学高等学校

東京都渋谷区中学受験高校受験編入海外入試

一人ひとりの個性にフィットした学習を実現

海外生活を通して・カルチャーショックなど

富士見丘中学高等学校

Question それでは皆さん、本日は宜しくお願いします。まず、簡単に自己紹介をお願いします。

R.O パリに2歳ぐらいまでいて、日本に戻ってきて、イギリスに小4で行きました。イギリスでは5年9か月の間現地校に通い、高校受験で日本に帰ってきて、富士見丘に入りました。

H.N 私は2歳までタイで暮らしました。その後に上海へ引っ越して、6年間ぐらい住んで、その後、珠海というところに6年間住み、日本に戻ってきました。

H.K 小学校5年生からシンガポールに行って、中1の夏までいました。そこから中1の終わりまでベトナムに住み、中2から日本に戻って、富士見丘に来ました。

Question 有難うございます。それでは当時、学校や生活面で驚いた事はありましたか?

R.O イギリスだと授業でもみんながすぐ手を挙げて、質問に答えたり、質問もよくしたんですけど、日本に帰ると、みんな、しーんとした感じで困惑しましたね。授業が終わった後に先生に聞く人が多くて。こんなに静かなんだと、すごくびっくりしました。授業中に質問をしている人への先生からの答えを、周りの私たちも聞けるので、イギリスの方が私は好きでした。

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Question なるほど、生徒さんが積極的に質問するスタイルの授業だったのですね。そんなR.Oさんが過ごした、長い海外生活で得た一番のものは何ですか?

R.O 違う国に行ったことで、ずっと同じ国に住んでいると分からない、他国との違い、価値観の様なものが知れたかなって思います。

Question ありがとうございます。次はH.Nさん、タイで生まれて、その後上海や珠海に行き、困った事などはありましたか?

H.N 都市の違いはもちろん、学校の内容は全く違いましたね。日本人学校からインターに行ったので。インターのときは、すごく小さい学校だったので、少人数だからこそ出来た、定期的には行えない部活動が経験出来ました。スポーツでしたらシーズンごとに色んなスポーツができるという感じのスタイルです。中国に住んでいたときは、日本人としての文化を知っていて、同時にインター校、中国の環境や文化も分かったので、毎日、違いを発見できたり、家族内で、いろいろディスカッションできました。

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Question なるほど。ありがとうございます。ではH.Kさんはいかかでしたか?

H.K 日本人学校だったので、学校に関しては今とほとんど変わらないです。シンガポールは、すごくきれいで、いろいろ整備されていたんですけど、ベトナムに行って、電車がなかったり、道があまり整備されていなかったりしたので、最初はシンガポールに戻りたいと思いました。でも、ベトナムの学校が少人数で、すごくいい雰囲気だったので、学校が好きになって、最後は日本に帰りたくないとまで思える様になりました。あと、シンガポールのときは吹奏楽部に入っていてパーカッションをやっていました。ベトナムでは水泳部に入っていましたね。いろいろと貴重な経験を重ねて、文化、食べ物、人などにたくさん出会えて、為になりました。それで日本に戻ってきて、行ってよかったなと思います。

Question 有難うございます。積極的にクラブ活動をされて、様々な出会いもあり、素晴らしい経験になったのですね!

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富士見丘を選んだ理由・学校の特色

Question 皆さん海外で色々な経験をされて日本に戻って来る事になりますが、数ある学校の中で、こちらの富士見丘さんを選ばれた理由を教えて頂けますか?

R.O 私は英語に力を入れている学校に行きたくて。富士見丘がSGH校だったので、ここを選びました。

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Question 確かR.Oさんは、イギリスで受験をされていましたね?

R.O JOBAのロンドン校に通ってたんですけど、そこの先生に富士見丘を勧められて。最終的に選びました。

Question そうだったんですね!ではR.Oさんの中では、JOBAの先生の言葉やアドバイスが大きかったんですね?

R.O はい。そして、親も事前に富士見丘の事をいろいろ調べてくれて決めました。

H.K 私は英語ができなくて、富士見丘が英語に力を入れているというのを聞いて、せっかく海外に行ったので、もっと英語ができるようになりたいなと思って入りました。見学に来た時にここの生徒さん(先輩)とすれ違って、すごく笑顔であいさつをしてくれて、それがずっと印象に残っているんです。それが一番の決め手になりました。母ともいろいろ調べましたけど。

H.N 私は帰国子女に力を入れている学校を重点的に調べていたので、そこで富士見丘高校を見つけました。親には、「自分の行く学校は、自分で調べて見つけて。」って言われたんで。珠海時代の友達と一緒に調べました。

Question なるほど、確かに富士見丘さんは帰国子女、帰国生に対して学習サポートが充実していますからね。

R.O 私もパンフレット等を見ていて、帰国子女にサポートをしていると分かったのがとても嬉しかったです。正直、日本語も結構忘れていて苦手で、国語が特に駄目だったんですけれど、ここなら大丈夫かなと思って、安心して入れたと思います。

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Question 中学1年生から高校2年生で自主研究がありますが、皆さん、何をされていますか?

H.K 「5×2」ですね。1年間でテーマが変わって、私は世界遺産や、キャビンアテンダントについて等、自分が好きなものを決めて研究しています。1年間なので相当深く知識を得られます。

H.N 私は何て説明したらいいか分からないんですけど、『知の理論』というテーマで今、研究しています。答えがないテーマを研究します。例えば正義とは何かとか。そういう感じのテーマをいろいろやっていて、それを最終的には大きくまとめます。

R.O 私は自主研究ではなくて、サスティナビリティ演習で課題研究をやっています。「開発経済と人間」というテーマのグループなんですけど、日本と海外、シンガポールの教育はどう違うのか、みたいなのを調べています。

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H.N 中学校は全員が自主研究をやりますが、高校1年生はサスティナビリティ基礎というものがあります。2年生はサスティナビリティ演習というグループ研究をする子たちと、自主研究「5×2」を選択する子たちとで別れます。

Question そういったシステムなのですね。R.Oさん、今やっていて、ここが面白いな、ここが魅力的だなと感じることはありますか?シンガポールの教育等で、もしあれば聞かせて下さい。

R.O シンガポールはアジアの中で見て、TOEFLの受験者平均得点が1位で、数学や他の科目を含めたテストの順位でも上位なんです。日本は英語を第1言語として話さないこともありますが、TOEFLもすごく下位です。数学は上位ではありますが、シンガポールに勝ってない部分もあったりして、「なんでだろう?」と不思議に思って、調べる事にしました。

H.K 私は、外国人の受け入れ方を調べようと思います。あと、シンガポールのフィールドワークは2020年の1月に行くということが決まっています。他に台湾のフィールドワークに行く人たちと、マレーシアのフィールドワークに行く人たちもいますね。

Question ちなみにフィールドワークはどのようなことを?

H.K フィールドワークは、行くところによって様々ですが、シンガポールに行く人たちだと、研究テーマに合わせて、それに関係した機関に行きます。教育のケースだと、MOEという、シンガポールの教育庁に、前回は行っていたそうです。教育庁にインタビューに行くということをやっていた人もいましたし。外国人の受け入れ問題はどこまでやるのかはまだ分からないですけど、なかなか今までやってないテーマだし、日本でも今、問題になっていることだから、そういうテーマに合わせて自分たちで、シンガポールに行ったらどういうことをしようかと計画も立てます。

Question とても貴重な体験ができますよね。皆さんの希望を先生方もサポートして下さる訳ですね。H.Nさんはどうですか?

H.N 先程の『知の理論』というのは、珠海のインター校でやっていたIBカリキュラムの哲学的な内容なので、それを研究したかったんです。

Question なるほど。皆さん、やりたいことがたくさんあって良いですね。それが将来にも大きく繋がっていきますね。

Question SGHの各種プログラムで、富士見丘さんの英語4技能教育というのは、どの様な英語の授業をしていますか?

R.O 取り出し授業をやっています。アドバンストコースBでは、現在、『フランケンシュタイン』という本を読んでいて、ある部分をハイライトして、詳しく分析していきます。読解の仕方を、アカデミックに読んでいくためには必要な技能ということで、その力をつけるために1年間学びます。『フランケンシュタイン』は結構、難しめな本なんですけど。

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H.N 1年生のときはジョージ・オーウェルの小説『1984』でした。2年生は『フランケンシュタイン』がリーディングで、他にもディスカッションを中心とした授業等があります。英語で授業を受けて、英語で話して英語で全部書いているわけなので、取り出しの授業は4技能になります。あとは高校生でアドバンストコースBだと、TOEFLかIELTSは必ず受けなさいっていうのが義務付けられていますね。

Question ちなみにアドバンストコースAだとどうですか?

H.K オンラインでネイティブの先生とビデオ通話して、会話する授業があります。オンラインスピーキングのいいところは、マンツーマンで必ず話さなければいけないので、力は伸びます。あとはライティング。週末の宿題というか、毎週、日記を書くという宿題が出ます。高校生になった今はエッセーですね。これも力になりました。

Question 分かりました。あと、海外大学の推薦制度もありますが、将来的に海外の大学へ行ってみようかなと思う生徒さんにはお薦めですよね!

H.N 私は既に行きたい大学は決めています。中国にいた頃にテレビで見た、国際教養大学という秋田にある大学がいいなと思っていたんです。あと上智とかも。そういう大学は、自分がやりたいことが詰まっている大学だと思ったので行ってみたいですね。

将来や今後について・皆さんへのメッセージ

Question 皆さん、卒業するまでの目標や、将来についても具体的に考えているのですか?

H.K 私は英語が苦手なので、先程言ったシステムや教科で英語力を少しでも伸ばせたらいいなと思います。そして将来は英語を使っていくような仕事がしたいですね。

H.N バスケットボール部なので、バスケで自分に自信がつくようになっていたいなと思います。『知の理論』ももっと学習したいですし。ちなみにバスケットボールには帰国生が多くチームワークも良いです。

R.O 私は将来イギリスで働きたいです。いろんな国に行って、その国々の国際的な問題を調べて、助けられることがあったら助けたいな、という夢があるので、それに備えられたらいいなと思っています。ボランティア活動などを始めて、活躍している人たちを実際に見てきて、すごいなと感じます。イギリス、日本と、二つの国に住んで、他国との違いみたいなものを知れたからこそ出来ることもあるのかなと思っています。

Question 皆さん、素晴らしい目標を語って下さり、有難うございます。その目標に向かって、更に今取り組んでいる事などはありますか?

R.O 今は模擬国連部で活動して、今週の日曜日に大妻大学のほうで練習会議があるので、それの事前準備をしていて忙しいですね。前期はあまり大会には出ないんですけど、後期になってくると大会を重視して、大会の事前準備を多めにやっているので。前期は専門用語を覚えたり、いろいろ書かなければいけないこともあります。そういうものを、「どうやって書くか。」「この言葉はこう言うんだよ。」等、国連の会議のようにするので、その流れを知るのがメインで前期はやっています。全国大会の一番大きな大会で優秀賞になるとニューヨークで世界大会があるんです。予選を通るのが大変です。やる気のある子なら、誰でも歓迎です!

Question この場を借りてお世話になった先生に伝えたいメッセージなどありますか?

H.N 私は初めて会った先生が佐藤先生で、そこでいろんな富士見丘のことを教えてもらって、佐藤先生のおかげで入りたいなと思えました。香港での入試や学校見学のときも佐藤先生でしたし。

H.K 私は、中学2年生の時から、森先生と松永先生と田中先生という3人の先生に感謝しています。手厚いサポートをして下さいました。その先生たちのお陰でここまで来れたと感じています。

R.O 私は田中先生ですね。田中先生は私がイギリスで受けた受験のときの面接官で、今は模擬国連部の顧問でもあります。模擬国連部で活動することが多くて忙しいんですけど、すごく助けてくれて、サポートして下さっています。今度、大会で広島に行くんですが、引率して下さることになって、とてもありがたいです。

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Question では最後に、今、富士見丘さんに入ろうかなと思っている方たちに向けて、何かメッセージやアドバイスをお願いします。

R.O 受験勉強は大変だと思いますが、頑張ってほしいです。富士見丘に入ったらすごく楽しいので、ぜひ、入学してもらいたいです。模擬国連部に入って一緒に頑張りましょう!

H.N 私自身、編入でこの学校に来ました。途中から入る場合、不安や悩みが特にあると思うんですけれど、いざ入ったら、全くそういう不安を抱えなくていいと思うので、ぜひ、富士見丘に来てほしいです。

H.K 海外が長い人もそうじゃない人も、不安って、たくさんあると思うんですけど、すごくフレンドリーで明るい人が本当に多いので、いつも話しかけてくれます。友達面、勉強面など、私たちの話を参考にして、不安が少しでもなくなったら、うれしいです。