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帰国生中高入試 英語 過去問演習~時間配分とケアレスミス (その2)
次に、ケアレスミスについてです。この言葉はすごく都合の良い言葉ですよね。
「ケア」すれば解けるように感じるのですから。
ケアレスミスというものは、意識して無くそうと対策を立てない限り改善されません。
「ゆっくりやれば」、「時間があれば」という人がいますが、それは言い訳にすぎません。
英語の演習で目立つ「ケアレスミス」を紹介しますので、ケアレスミスが多い人は参考にしてください。
① 並び替えの数え間違え
並び替えの問題は、「2番目、5番目を書きなさい。」というように一部だけを解答する問題が多く出題されます。
数え間違えがよく起こる問題としては、単語だけでなく、go to のように語句が選択肢になっているものが含まれる場合です。
ここで重要になってくることが、「見直しができるように丁寧に問題用紙に解答を書いておく」ということです。
並び替えで間違えが多い受験生の問題用紙を見ると、雑に書いてあることが多いです。
並び替えは部分点がありません。
時間がかかる問題だからこそ問題用紙に雑に書いてしまいがちですが、間違えてしまえば元も子もありません。
② 問題の読み間違い
過去問を解き慣れてきた頃に、多くなってくるミスが問題の読み間違いです。
これは、同じ学校の過去問をある程度解くと、「こういう問題だよね」という思い込みが発生することから起こることです。
同じ学校での出題でも、エッセイの字数を変えるなどのマイナーチェンジをしている場合があります。
問題の重要な部分に線を引くなど、基本的なことは怠らないようにしましょう。
③ 答えの写し間違い
「そんなことはしないよ」と思う人もいると思いますが、解説をしていると問題用紙に書いている解答と解答用紙の解答が違う受験生も多くいます。
大問ごとに見直すなど自分なりのルールをつくりましょう。
ここからの期間は、英語に限らず問題演習のマイルールを確立することが重要です。
残された期間で、ミスをなくすための対策をしましょう。
~完~
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