2011年 谷内 南帆 滞在国・フランス 進学校 一橋大学経済学部
私の場合は、9月に3校の私立大学を受けた際、1校でしか合格がもらえなかったことをきっかけに、独学では限界があると考えて、国立大学受験に向けて予備校の受講を決めました。数ある予備校のなかでJOBAを選んだのは、サイトの質問集や受験に関して問い合わせたときの対応から帰国生枠受験に関しての情報が充実していることがうかがえたからと、少人数による授業で、個人個人への丁寧な指導を心掛けているからでした。
私はフランスからの帰国子女だったので、英語の授業は取らず小論文の授業のみを約5ヵ月間受講しましたが、ここで養った力を試験当日に生かせたことが、直接合格へ繋がったことは確かだと思います。
まずJOBAの小論文授業を受けるうえで大きなメリットとなったのが、3人の先生がそれぞれ異なる観点から小論文の指導をして下さったことでした。理想的な小論文の書き方から正確な文章要約の仕方まで教授して下さる先生がいれば、様々な課題を教室で議論することによって問題意識を持つ力、批判能力や思考力を向上させて下さった先生もいました。その際それぞれの先生の指導が互いに矛盾・干渉することなく、むしろ違ったタイプの授業を受けることで、いろいろな方向から小論文を書く力を身につけることができました。同時に、常に様々な観点から課題に取り組むという経験は、それまで主観的であった私の視野を広くし、小論文を書くときの複眼的な視点を持つことにもつながりました。
それに加えて、少人数による授業だったので毎回課題として出された小論文の答案が徹底的にチェックしてもらえたことも大きな効果となりました。書きなおしたものを何度でも添削してもらうことで、徐々に自分の欠点が直せたことが実感できました。もちろん答案添削以外の面でも、少人数クラスだったことで、受験に備えて自分にお勧めの本を聞いたり、勉強方法についてのアドバイスをもらったりと、細かいことでも非常に丁寧に指導していただきました。
このように、他力本願にならずに大学合格を目指して自ら努力しようという意思があれば、JOBAの授業はその目標達成のために大きく貢献してくれます。私の場合JOBAでの勉強が成果となって、望んでいた大学に合格することができましたが、それがなかったとしてもここでの授業は、社会問題へ深く関心を向けるきっかけとなり、私の思考力を養ってくれた点で決して無駄にはならない体験だったと思います。






