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新書のご案内

貧困大国ニッポン―2割の日本人が年収200万円以下 (宝島社新書 273)

宝島社
¥ 680
平均評価:

購入者の感想です

労働改革を行う必要性が理解できた(2008-10-10)

ワーキングプアの現状が様々なデータに基づいてしっかりと描かれていて読みやすかった。マスコミでは若年層のネットカフェ難民問題や非正社員の就職難問題が中心にとりあげられているのだが、それ以外にもシングルマザーや正社員の貧困、そして年金をもらって悠々自適な生活をしているはずの老人にまで話が広がっていて、まさに日本の現状が描かれていた。特に年金問題や後期高齢者医療制度で苦しめられている老人問題の現状は深刻で、自分の将来についても考えさせられた。
著者たちが述べている通り、ワーキングプアにより最低限の生活をするのが精一杯だから結婚もできず、それが少子化問題や年金にも影響するというのは賛同できる意見である。そのために最低賃金を引き上げる等の労働改革を行う必要性についても十分に理解できた。

他人の不幸は・・・(2008-08-24)

自己責任云々有りますが怠惰でダメな事例も収録されてたりしますので公平と言えば公平です。
と言うかそういうケースの方がインパクトが強かったりします。
難しく考えずに野次馬的な他人の不幸は蜜の味で読んでみてもおもしろいでしょう。

救いはどこにもない(2008-08-17)

再チャレンジ不可能な社会の問題点が指摘されて久しいが、改善される気配は皆目なし。しかし貧困の度合いは日々深刻さを増している。貧困大国を眼前に控えた日本が、今後かつての活力を取り戻すことができるのだろうか。本書を読む限りでは、なかなか難しそうだ。果てしない貧困アリ地獄はますます私たちに身近なものになってゆくだろう。いつどこで踏み外すか、その瞬間に脱出不能な貧困の仲間入りが確定する。

日本の現状(2008-08-16)

現在の日本における貧困層の現状を述べた本。
読んでて
『まぢかよ?!』
と思う内容が多いが、
これが日本の真実なのだろう。

まさに驚愕のリポート(2008-07-12)

一生結婚できない正社員、食費が月1万円の4人家族、ゴミを奪い合う年金老人……
年収200万円以下のいわゆる「ワーキングプア」と言われる人たちの
生々しい証言集である。

とくに何かをわいわいと訴えている本ではない。
むしろ淡々と、カメラが追うように、
「貧困」にあえぐ人たちをフォーカスしていく。
それが逆に強い訴えかけになる。

そもそも貧困は、自己責任なのか……いや違う。
政治や行政が、この二極化社会を生み出したと言える。
少なくとも、本書を読む限りそう思わざるを得ない。
「明日は我が身」かもしれないと、寒気さえ覚えた。

本書を「悲観的」と非難する人もいるが、今の日本に「明るい未来」があるだろうか。
弱者が次々と切り捨てられていく社会は、
「豊かさ」の消滅した社会だ。

もちろんいつの時代にも貧困層は存在する。問題は、一部の「勝ち組」との格差。
それと将来への希望の無さではないだろうか。
読んで暗い気持ちになる本ではあるが、真摯に現実を見つめるためにも
こういう本があってもいいと思った。
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