帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
ホームルームは国内一般生徒と帰国生徒の比率が、1:2の混合クラスです。授業は、中高ともに英語は3段階、高校の第2外国語は2段階の習熟度別授業です。聖書・国語・数学・理科・社会は、日本語力や未学習分野の有無に応じて、2段階の習熟度別授業を行っています。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
中高ともに、3段階に分けて、授業を行うので、レベルに応じた少人数での受講ができます。英語科のネイティブの教員は、専任6名、非常勤4名がいることも大きな特徴です。Sa、Sbクラスという、習熟度の高いクラスは、日本の教科書を使わずに新聞や書籍などを使用して現地校の雰囲気で授業を行っています。
帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
多くの授業が習熟度別ですので、ほとんどの場合は対応ができています。日本語力に課題がある場合には、選択科目として日本語を学習したり、一部の教科の授業を日本語の授業に代えています。
帰国生が入学後、彼らを指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
日本の小・中学校の知識を、帰国生徒すべてが学習してきているわけではないという認識や、さまざまな文化的な背景を持っている生徒が集まっているという認識を我々が持っていることが最も重要です。そして、さらに本校での学習は日本の中でも高度な内容を維持することと、日本を含めた、世界を見る目を身につけることを重要視しています。
帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
約90%が、推薦制度により、同志社大学、同志社女子大学に進学しています。残りの10%は、海外や国内の他大学を受験します。現役での大学進学率は毎年99%です。近年の、その他の合格校は次の通りです。
大阪大学、京都府立医科大学、早稲田大学、慶応大学、上智大学、関西医科大学、セントアンドリュース大学、ニューヨーク大学、ハワイ大学など。
帰国生が入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
International という名前が校名にありますが、帰国生徒が数多く在籍していて、国際的であるという意味です。学習内容は、主に日本語で日本の教育内容を高レベルで行っている学校ですので、いわゆるインター校ではありません。
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
海外では、現地での学習をしっかりと行い、現地の文化を吸収してきてほしいと考えています。
帰国生やその家族に伝えたいことがあればお書きください。
海外での経験をしっかりと持ちながら、帰国後は、日本での学習に専心しようという積極的な気持ちを持って帰国してください。両方の経験や知識を生かそうとするこの姿勢が、大きく成長していくキーになります。また、知識を得ることは当然ですが、それをいかに良心を持って運用するかも本校の大きな学習のポイントです。
これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
素直で、さまざまな物事にしっかりと意見を持ち、積極的で独自性にあふれた取り組みをするという点。そして、人を思いやる心をしっかりと持っている点。
帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
在校生・教職員が帰国生徒をしっかりと迎え入れる姿勢です。
そして、素直で明るい学校のようす。
また、日本有数のコミュニケーションセンター。これは、図書・PC・AV機器のすべてを有機的に使用できる、円形ガラス張りの情報総合施設です。