

それがこのたびCD-ROM版となり、コンピュータに入れて使えるようになった。挿し絵も載っているし、単語の発音が聴ける。英米のCD-ROMでは省略されてしまう様な英語の発音(四文字英語)も載っています。音標文字に自信のない人には便利です。Windows XP Service Pack 2を入れてあっても、チャンと作動します。翻訳家や通訳、英語を学んでいる人々にとって、重宝する辞典です。
Policeman を引くと、警官、巡査とあって、その下に図表があり、米国・英国での階級の呼び方が載っている。例えば州警察では、警視のことを major と呼びます。このようなことを載せている英和辞典は、日本国内発行の辞典では、この辞典と原本の書籍版しかありません。もうひとつ例を挙げれば、「make it in 〈航空機が〉うまく着陸する」とあります。この例は最近の他の辞典でも、「make it in ((家などに))(帰り)つく」などと載ってきましたが、小学館のこの辞典が発行されたころには載っていませんでした。
以上述べたように、この辞典は現在英米で使われている英語が非常にたくさん採用されています。私は最近まで通訳をしていましたが、この辞書にはお世話になっていました。今は米大学で学んでいますが、今もなお、このCD-ROM辞典を頼みの綱として利用しています。
そもそも英語の辞書のABC順というのは、便宜的なもので必然性がない
ものだそうです。われわれは小さいときから強制的にABCを覚えさせられ、
ABC順が、何か秩序だったもののように思っているだけなのです。Aの後に
Bがこなけりゃならない理由はないし、そもそも辞書が大きくなれば
なるほど、ひとつの単語を探すためにノイズが多くなります。
パソコンの辞書はそういうことからわれわれを解放してくれたということ
ですね。