迷亭さんの感想
意外と奥が深かった(2008-03-17)
少し前に朝日新聞にて、「売れている本」との
紹介があり、気になって購入。
読み始めたときの印象は、マインドマップ
(フィンランドでは、カルタと呼ぶ)の
解説だったりして、値段の割には、すでにどこかで
論じられていて、目新しい内容がないのでは…と
思ったのですが、読み終えてみると、なかなか
充実した内容。
自分の小学生時代をふりかえってみても、
日記や作文を書いては、先生に、
「○○君は、そのとき、どう感じたのかな?」などと、
赤ペンチェックをされていた記憶があるけれど、
フィンランドでは、最初にしっかりと「型」を
身につけさせている。
本書では、「発想力」「論理力」「表現力」「批判的思考力」
「コミュニケーション力」といった5つのメソッドで
解説しているが、ここで紹介されている内容を、小学生が
学んでいるかと思うと、恐ろしさを感じる。
自分の子供が、日記や作文、感想文を書くようになる前に、
この「型」は身に付けさせてあげたいと思った。
cahiersauvageさんの感想
真の教育とは(2008-02-20)
最近フィンランドの教育が注目されているので初めて買ってみた。
ひたすら教師のいうことを書き写し、暗唱し、それをそのまま試験で出力するという従来の日本の教育に常々疑問を持ってきた私にはこれぞ真の教育だと思えた。即ち教育とはどんな環境でも柔軟に対応して生きる力を培うということであり、その意味で、考える力を重視しているらしいフィンランドの教育は共感できる。
この本では考える力を養う方法をわかりやすく図解しており、自分の子供にも簡単に応用できる。子供との日常の些細な会話から考える力は養われるのであり、そうであってみればこのメソッドを実践しない手はない。
今時のハイカラさんさんの感想
読みやすくて良い(2008-01-27)
フィンランドの教育について、ながし読みでも簡単に特徴を把握できてよかった。他のフィンランドに関する本は読むのに時間がかかりそうだけど、この本は全部で100ページないので、手に取りやすかった。
木下慶彦さんの感想
フィンランドは教育注目国(2007-11-24)
OECDの調査で学力検査をするとフィンランドは
読解力1位(1位)、科学1位(3位)、数学2位(4位)
ちなみに日本は
読解力14位(8位)、科学2位(2位)、数学6位(1位)
※2003年データ。()内は2000年。
各部門で上位を占めるフィンランドの教育を紹介している本。
100P以内なので30分で読める。(買う必要は無いかも)
日本の文化の中、教育改革を起こすにはかなりの労力がいるのは身近に感じます。
でもその方法はこの本に書いてある内容など。誰でも出来る程度のこと。
これが徹底して学校単位・国単位で出来るかが今後の鍵だと思う。
ちなみにAMZONで「フィンランド」と検索するとめちゃくちゃ本が出てくる。
やはり注目されているようだ。
実際のメソッドは以下のようなものがある。
・マインドマップを教える
・母国語を語学として勉強する。英語教育にもつなげる
・物語のこの先どうなる??と考えを聞く
・ミクシ(なんで?)と先生も生徒も言う癖をつけ、何でも聞く
・パラグラフライティング(欧米、作文の仕方)と言う書き方の授業がある
・作文を四人の班で書く
・班単位の行動が週に何回もある
Real Hypnosisさんの感想
論理的に書く/話す/考えることを身につける「当たり前」の方法(2007-04-01)
「論理的に書く/話す/考える」ことは難しい、と考える人が結構いるらしい。
「論理的」なんて抽象的に考えるからいつまでも話が進まない,手が止まる、思考停止に陥る。
誰もが知っているように、定形というかフォーマットを反復使用して、使いこなせるようになること以外に、「論理的に書く/話す/考える」能力を向上させるトレーニングはないと思う。
フィンランド・メソッド(フィンランドの小学生の国語教育ね)なんて、まさにそのもの。(ちびっ子にもできるように、工夫してあるけどね)。
何か書くときにもフォーマットを使う。5W1H(いつ/どこで/だれが/なにを/なぜ/どのように)でも立派に実用になるが、もっと最小限にしぼってある。
マインド・マップ(R),普通名詞だとスパイダー・チャート、あの中心から周囲に広がっていくチャートを、フィンランド語で「カルタ」というらしいが、「カルタ」はあとからいくらでも追加が容易なので、フォーマットも最小限のものを容易しておけばいい。
「それはなに?」「なににつかうもの?」「だれがつかうの?」「どうやってつかうの?」等等。
物語を読むときにもフォーマットがある。「だれが登場するの?』「その人は何をするの?」「どうしてそんなことするの?」。いつ、どこで、といった要素も追加は簡単。このフォーマットは、物語を自作するときにも使える。大抵のフォーマットがそうであるように、双方向に使用できる。