フィリップ・マーロウさんの感想
オバケと一緒に、優雅な暮らしを・・・(2008-05-28)
会社でも一目置かれるほどの堅物、マジヒコ氏は、真夜中、自分そっくりのオバケと出くわします。それからマジヒコ氏とオバケの、ウキウキするような日々が始まります・・・。
人間とオバケの友情・・・というと、空想的なお話に聞こえます。しかし、この本は、夢を与えてくれるだけでなく、現実を見据えるきっかけを作ってくれます。
一見、つまらない人のようでいて、実は紳士的なセンスを持つマジヒコと、大らかでいて繊細なオバケ。どちらも孤独です。思いがけない出会いに胸を弾ませ、相手を思いやる2人の掛け合いは、とても味があり、エレガントです。そして、孤独だった2人が、どんな風にして変わっていくのか・・・、このプロセスにとても説得力があり、面白い。
誰が読んでもわかる、明快な文章で、物語のストーリーも、簡潔。でもその言葉からは、紳士とオバケの孤独や、優雅さ、心に余裕のある暮らしの楽しさが、じわりとにじみ出ています。
現実を知った大人や、孤独を抱えている人こそ、この作品を心から味わい、豊かな生き方とは何かを考えることができると思います。そして、オバケに会うために、夜中まで起きていたいと思うかも・・・。
まちゃこさんの感想
何度読んでも飽きない本(2008-01-05)
テレビで人形劇を見てこの本を知りました。
大人も楽しめます。
小学校一年生の娘もおばけ氏の面白い描写に笑っています。
絵本に比べて絵は少ないですが、「頭で場面を想像できる」とのことで
特に問題はありません。
娘に請われるままに何度も読み聞かせています。
「漢字によみがなが振ってあったら自分で読めるのに。」と少し残念そうな娘です。
Average boyさんの感想
よく考えてある本(2007-06-08)
この本は雑誌に紹介されていたので母が予約し、借りてきたものだったが、
「オバケ」という言葉が題名に入っていたので、正直、非科学的だなと思って読み始めた。
しかし読み始めるとまた止まらない。
ある日、マジノ・マジヒコ氏がちょっとした間違いで真夜中に目を覚ましてみると・・・
何かがいた。ここで単なるお化けが出てくるのなら子どもの本だが、この本は一味違う。
最後の、マジヒコ氏とオバケ氏が使った作戦も、これまた面白い。
挿絵も2,3ページに1個は入っているので子どもにもかなり読みやすいと思う。
CHERRYさんの感想
何だか心がほころんじゃって(2004-02-27)
初めてこの本に出会ったとき、正直びびりました。非常にソフトでコアな児童文学なんです!こんなのはじめて…
マジヒコさんが自分にとってほんとに大切なことを見出していく過程が、さえずるようなユーモアにのって、じんわりと描かれていきます。胸キュウンものでした。マジで(笑)!たかどのほうこさんてきっと素敵な方なんでしょうな~☆
CHERRYさんの感想
何だか心がほころんじゃって(2004-02-19)
初めてこの本に出会ったときは正直びびりました。非常にソフトでコアな児童文学なんです!こんなのはじめて…つまり、マジヒコさんが自分にとってほんとに大切なことを見出していく過程がさえずるようなユーモアにのってじんわりと描かれていきます。胸キュウンものでした。マジで(笑)!たかどのほうこさんてきっと素敵な方なんでしょうな~☆