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英文法詳解

杉山 忠一

学習研究社
¥ 1,890
平均評価:
購入者の感想
英文法研究家さんの感想
情熱が感じられる英文法書(2008-03-15)
私(レビューアー)の予備知識
1:実用英検準1級、T0EIC795点(両方とも2年位前獲得)のオジサン
2:手持ちの文法書は、基礎からの英語(旧版;美誠社:高校で使用)、総解英文法(美誠社:大学受験で使用)、ロイヤル英文法(改訂版)、英文法解説、そして本書。
本書と解説(英文法解説)そしてロイヤルを分類すれば、本書と「解説」が同類項で、ロイヤルは別分類という感想ですね。ロイヤルは辞典的な本です。辞典的、すなわち、ある事項をトピックとして調べる際には、最適です。説明も簡潔かつ、事項も網羅的で、整理されています。試験(特に大学受験)勉強用としては、「正解」は何かが判断しやすいのではないでしょうか。
英文法解説については、どなたかがレビューしておりましたが、例文で解らせるタイプの文法書で、解説については入門的事項は割愛されています(外国文献引用、説明的で通読に適しています)。知的好奇心を刺激する価値のある解説であることは伺えますが、一から詳しく説明されているわけではありません。英文法解説の例文、解説を詳細に味わえる方は、英語の資格、TOEICの点数はさておき、かなりの潜在的実力者だと思います。私もそれを目指しています。「ロイヤル」は通読に向かないわけではありませんが、ポイントごとに読み込むタイプの使い方が向いていると思います(索引などは最も充実しています)。本書(詳解)は、「英文法解説」であえて記述されてない部分、あるいは記述されている部分を、さらに、丁寧に、わかりやすく、和訳の場合、英訳する場合に分けて解説されていると思います。(英文法解説の名詞構文の説明が、ほぼ全編に亘ってなされている感じです。杉山先生曰く、「実用に資する英文法書」の証です。) 大学受験や、とりあえず何かの資格狙いの人は「ロイヤル」。将来翻訳とか英語の専門職指向の人や英文法好きの人は「解説」又は「詳解」派でしょうか?!大学受験生は、よほど英語が得意な人以外は「解説」は手出ししない方が良いでしょう。好みの問題ですが、私としては「英文法詳解」の著者の意気込みが一番、私の波長に合っています。(いつかは英文法解説も同様の感想が書ける日を夢見て!)皆さんのご検討を!
んばたろさんの感想
使いにくい!(2007-07-06)
他の方のレビューを見ると非常に評価が高いようだが、
少し良いことばかり書きすぎのような気がする。

この「英文法詳解」の最大の欠点は索引が非常に雑であること!
語句、構文などの索引が不十分で調べたいことがどこに
書かれているのか探すのに非常に手間がかかる。

この本の特色の中には「さくいんをくわしくした」と
書いてあるのだが・・・

また、網羅性の点からも「英文法解説」や「ロイヤル英文法」に劣る。
一所懸命探しても載っていない事項が多いのである。
このレベルの文法書を買うのなら、この「英文法詳解」よりも
「Forest」の方が遥かに使いやすい。

きっと「英文法詳解」は引く文法書ではなく、読む文法書なのだろう。
次回改定時には是非、詳しい索引をつけて欲しいですね。
たつなりさんの感想
見やすい、分かりやすい、安い(2006-03-19)
 英文法解説(江川)、ロイヤルなど学習英文法の本はいいものがたくさん
ありますが、これは比較的入門レベルから入れる本だと思います。
 私が高校生の頃(20年前だから参考にならないですね)は、江川本を
一年生から授業そっちのけで読みふけっていました。20年がたっても
まだ江川本は手元にあり、ちょくちょく調べていますが、このたび、
本書を買ってみました。一つの誘因は、薬袋善郎さんの推薦の帯がついて
いたことですが、この種の帯はあまり当てにならない(ごめん!)ことも
多いので、それはあくまでも一誘因です。
 最大の理由は、こういう本格的な学者の先生が、分かりやすさを
モットーに学識を整理してくれている文法参考書が、学習参考書で
あるという理由だと、非常に、あまりにも安く手に入るということです。
 こんな本が2000円以下っていうのはいまどきそんなありがたいこと
ははいですね、大体の場合。僕が弁護士として専門としている法律の場合、
ほとんどの場合、高すぎます。副として勉強している英語がこんなに親切
なのはありがたいことです。
 肝心の中身ですが、紙面が江川本に比べて、すっきりしており、
その分、詳しい情報までは載っていないケースもありますが、学習者として
は非常に見やすく、したがって分かりやすいです。フォントや文字のポイントのめりはりも効いていて、情報がとても目に飛びこんできやすい紙面も好印象です。
 江川本は一種のプロ向きな側面も備えているから、本書は学習者に特化しているということですかね。かるーく通読した程度ですが、大学受験に関しては
もちろん十分な内容を備えているように感じました。
 初心者・初学者の入門として使って、上級者になってもまだ使用に耐える
と言った感じの本です。

 繰り返しですが、江川本と本書とどっちがいいかって言うことより、
この値段なら買いましょう、ってことにつきます。二つとも。
 僕の記憶からしても、高校生にとっては参考書は、いい値段がするかも
しれないけど、変な塾に行くことに比べたら、格段に安くていい先生・友達
ですよ。こういう本は。
さんの感想
素晴らしいと思います。(2005-03-27)
私は高校1年で、大学受験のために用いていますが、英文法初心者の私にも、とても分かりすいです。『参考』の項では、かなり詳しい事が書かれているので、はじめに読む時は、理解しにくいところを飛ばして読んだ方がよいという気がします。私が持つ類書として、英文法解説やロイヤル英文法などがありますが、この中では最も理解し易いと思います。買って損はないでしょう。しかし、やはり英文法の本には合う人、合わない人がいるようなので、書店で見比べて見る事をお勧めします。
さんの感想
実用重視の文法(2005-03-07)
英文解釈や英作文などで悩むのは
「この表現はどういうニュアンスを含むのか」
「この文法事項はこういう場面で使えるのか」
といったことが大半だが、
通常の参考書・文法書は「事項の解説」や「用例」重視で
「この表現は妥当なのか?」ということは即座に調べにくい事が多い。

そこでこの本であるが、読解の際の細かいニュアンスや背景知識など、
「学習者がしばしば疑問に感じる箇所」をズバリ解説してある。
巻頭で「時間が足りなかった」と述べている通り
用例や解説にやや抜けがあるのも事実だが、
ほとんどがかなり些末な事項であるため気になるほどではないだろう。
「英文法解説」や「英文法総覧」、「ロイヤル英文法」といった類書に関して
何らかの不満、使いにくさ、不親切さを感じる人は
この本で解消される事と思う。