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2009年01月06日
2009年度 海外・帰国生高校入試ガイダンス その8
前回に引き続き、「海外・帰国生高校入試ガイダンス」をお送りします。最終週の今回は「学習アドバイス その3」です。
首都圏一般入試の選抜方法
《推薦入試と一般入試》
1) 推薦入試:
ほとんどの場合、一般入試よりも先に行われます。推薦入試では内申点や出欠状況などに基準が設けられており、その基準に達していなければ出願することはできません。毎年12月に実施される入試相談で、合格の可能性を伝える学校もあります。中学校長の推薦によって第一志望で受験するのが本来の推薦入試でしたが、近年では様々な推薦の形態が導入されています。
2) 一般入試:
学力試験の結果によって選抜を行う入試で、形態はさまざまです。私立高校では一般入試でも入試相談を行う学校もあり、各種の優遇措置がとられることもあります。
《推薦入試の形態》
1) 専願(単願)推薦:
出身中学校長の推薦書を必要とし、その学校が第一志望で、合格すれば必ず入学することを前提として出願します。
2) 併願推薦(B推薦):
埼玉県の私立高校で実施が始まり、東京都や神奈川県でも実施している高校があります。他校との併願が可能な推薦入試です。併願の形態は、公立高校との併願に限る場合と、私立高校併願可能な場合があります。基準は、専願(単願)推薦に比べて高めに設定されています。入学手続きは公立高校の合格発表後などの延納措置が設けられて、第一志望に合格の場合は入学を辞退できます。
3) 自己推薦:
中学校長の推薦書を必要とせず、自己推薦書の提出で出願できます。千葉県公立高校の特色化選抜や神奈川県公立高校の前期選抜の実態は、この自己推薦と言えます。
4) AO入試:
大学入試で実施されている方法で、高校入試でも実施が始まっています。志願所の熱意と多様な能力を見るために、学力試験にはよらず、出願時に提出するエントリーシートをもとに総合的に評価して選抜します。推薦として実施する高校もあります。
《一般入試の優遇制度》
1) 第一志望:
その学校が第一志望であり、合格すれば必ず入学することを条件に優遇措置がとられる制度です。推薦入試と同様に成績基準が設けられ、入試相談を実施することが多いようですが、出願時に第一志望であることを願書に明記するだけでよい学校もあります。優遇の方法は、入試相談で確約を出したり、入試の得点に一定の点数を加算したいり、ボーダーライン上で優先したりと、高校によって異なります。
2) 第二志望:
主に公立高校との併願者を対象とし、公立高校不合格の場合に入学することを前提とした優遇制度です。推薦入試や第一志望に比べると優遇基準は高く設定されています。中には私立高校の併願でも可とする高校もあります。優遇の方法は第一志望と同様に様々です。
3) 再受験優遇:
推薦で不合格になった受験生が再度一般入試でチャレンジする場合に、その高校に入りたいという受験生の熱意を評価して優遇措置をとる制度です。
《オープン入試》
神奈川県の私立高校で多く見られる入試形態で、調査書が不要でだれでも出願でき、実力本位の入試です。
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