« 帰国生受け入れ校からのメッセージ
かえつ有明中・高等学校 その2 |
JOL Blog TOPへ戻る
| 2007年度入試説明会・学校行事 その25 »
2007年09月12日
かえつ有明中・高等学校の『新帰国生教育』シリーズ
第6回「言葉の大切さとは?」
言葉とは、思考を司るとても大切な部分です。また、複雑な音や文字を使って意志の疎通や時事の伝達などを行えるコミュニケーションの力を持っているのも人間特有な能力の一つです。このことからも帰国生が、期間を問わず海外で学習してきた言語(学習言語)の存在はとても重要であり、そのことを十分に知っておく必要があります。
例えば、英語が学習言語であった帰国生の英語力と言った場合、単なる意志伝達の英会話力ではなく、心の感情や物事を考える思考を英語で行う力を意味します。このことを十分に理解した上で、帰国生への言語教育を構築する必要があります。
その理由は、学習言語はまさにその人の思考力そのものであり、脳の発達に大きく影響するからです。もちろん、海外での生活言語や家庭言語によりその影響力度は異なりますが、学校での学習言語の重要性を否定してはいけません。従って、帰国生が海外で学習してきた言語を日本に帰国してからも指導し続けることが大切になります。
次に大切なことは、帰国生の母語が何語であるかです。英語(他言語)それとも日本語?その狭間に立たされるのが帰国生です。外国語として学習している語学は、母語を超えることはありません。つまり母語をしっかりと伸長させることが外国語の伸長にもつながることになります。
英語と日本語の両方が母語、あるいは、どちらも母語ではない帰国生もいることを充分認識しておく必要があります。だからこそ、その両方をしっかりと学習させ、伸ばすことが大切なのです。このことは、国内で英語を外国語として学習した生徒と海外で英語を学習言語として学んだ生徒ととの大きな違いです。
帰国生には、帰国生の言語発達を理解した特別な英語教育プログラムが必要になります。したがって、闇雲に英会話の発展的な授業をしたり、放課後や土曜日に特別な授業を開講するだけでは意味がありません。なぜならば、学習言語としての英語を伸長させるためには、十分な授業時間と国際的に認知されたシラバスが必要だからです。更にこれらの指導に加え、帰国生の一人一人の学習履歴をしっかりと把握し、生徒の学習管理をするコーディネータと指導するNative教員との連携の充実が必要です。
このような理論や状況を充分に理解した上で、本校の帰国生英語教育プログラムが構築されていることをご理解ください。
ご興味ある方は、学校HPをご覧ください。
【ホームページ】http://www.ariake.kaetsu.ac.jp/
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jolnet.com/mtapps/mt-tb.cgi/1677







