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2006年11月27日

帰国枠での受験に必要な資格

ご質問:
現在中学1年生の子供は、一昨年の渡米からずっと現地校に通っています。
漠然と高校入試を帰国枠で受験しようと思っていますが、帰国枠での受験というのはどんな資格が必要なのでしょうか。

JOBA教育相談員からの回答:
帰国枠で高校受験をするためには、各学校の提示する資格を満たさなければなりません。多くの学校で求める要件としては、渡航理由、滞在年数、帰国時期、中学卒業資格といったものが挙げられます。こうした帰国枠受験の資格要件やその内容は学校によって異なりますので、事前に情報を集めておくことが大切です。

まず、渡航理由ですが、これは保護者の海外赴任に伴う渡航であることを求める学校が多いようです。また、滞在年数と帰国時期については、一般的に滞在2年以上、帰国後1年未満と考えていただければほとんどの学校で問題ないといえるでしょう。ただし、渡航日と帰国日との関係において、その基点とする日をいつにするかは学校によって異なりますので注意が必要です。

次に中学卒業資格については、一般に高校入学時点において外国の教育課程の9年生を修了していることが求められます。アメリカの学校であればGrade9が日本の中学3年生にあたりますので、高校入学までにGrade9を修了していれば問題はありません。逆に、受験時にGrade9がまだ終了していないということであれば、高校入学時点では中学校卒業資格を得られていないということになってしまいます。

外国の教育課程で高校入学時点で9年生が修了していない場合には、大きく2つの対応の方法があります。
ひとつは、お住まいの地域の全日制日本人学校に編入する方法です。日本人学校では年齢によって学年が決定されるので、自動的に年齢に応じた学年に編入することになり、中学卒業資格を得ることが可能になります。
もうひとつの方法は、受験前に本帰国をして国内の公立中学に編入する方法です。この場合も前者の場合と同様、自動的に卒業資格を得ることができるようになります。近くに日本人学校がない場合や、日本人学校に受け入れてもらえないような場合はこの方法をとらざるを得ません。もちろん、日本の中学校は義務教育ですから、帰国後に入学する公立中学が無いということはありません。また、高校受験を前提とするならば、私立中学への編入は考えるべきではありません。

なお、国際基督教大学付属や同志社国際のように、現地校に在籍している場合には4月の時点でGrade9を修了していなくとも(その年度の6月末までに修了見込みであれば)受験資格を得ることができる学校もありますので、詳細は直接学校にご確認ください。

 

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