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2006年04月06日

桃源郷ものがたり(出版元:福音館)

桃源郷とは、みなさんよくご存知のように、中国の古代の大詩人、陶淵明の「桃花源記」に出てくる外界と隔絶した桃の咲き乱れる理想郷のことです。中国で古くから伝わるこの物語を、絵本の精通している松居直氏が日本人の子ども達にもわかりやすいように美しい日本語で、そして中国を代表する絵本画家が蔡皋が描き再現しました。

私はこの絵本を手にとってページをめくった時、色彩の豊かさに圧倒され、大型の絵本なので、見開きはまるで絵巻物を見ているようで、その絵の美しさに感動しました。書店で見かけたら、ぜひこの絵本を開いて中をみてください。春の季節に読みたい一冊です。
 さて物語は、漁師が舟をこいで川をさかのぼっていくと見事な桃の林が現れます。両岸にどこまでも続き、見なれない山の洞穴からほのかな光がもれていました。不思議に思った漁師はほら穴に入って進むと、突然、目の前が開け、肥えた田んぼやきれいな池、楽しそうな人々が現れます。さてその後は・・・。桃源郷の世界をお楽しみください。

出版元:福音館 定価1,680円
30×31cm 国内初版2002年
松居直 文/蔡皋 画

 

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