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第8回目は「受験アドバイス その4 入試準備のポイント」です。

一般に中学入試の場合、ご両親の果たす役割は非常に大きいといえます。特に海外にあっては、まず本人が中学入試をするという自覚を持つことが難しい上に、通っている学校によっても、また地域に塾などの学校外の教育機関があるところ、まったくないところなど、個々の教育環境が異なりますので、海外からの受験は全般に、非常に厳しいものになると言わざるを得ません。
本人が入試に向けて一生懸命がんばれるかどうかは、ひとえにご両親の具体的なサポートがあるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。
ご両親の果たすべき役割(入試準備)を簡単に以下にまとめましたので参考にしてください。

 

ご家庭の教育方針を充分に話し合って明確にし、ご両親がそれを共有する
ご家庭の教育方針とは、子どもを育て教育していく際に最も大切にすべきことは何か、優先順位として何を第一におき、何に目をつぶるかといった具体的な行動の指針になるべき根本になります。これが明確でないと、あふれる情報の中で必要な情報の取捨選択ができず、対応がぶれてしまい、子供への影響も良いものとはならない可能性が大きくなります。
また、話し合いを通じて、お父さん、お母さんの間での意見の食い違いなども明らかになるかもしれません。その話し合いを通して、中学入試に対するご両親の確固たるコンセンサスがとれ、今後入試までのより具体的な教育方針が定まっていくことになります。その際には、「昔は○○」と古い情報ではなく、最新の情報をベースに話し合ってください。

本帰国の時期、帰国先をいくつか想定し、それに対応した準備を子どもとともに検討する
お仕事の都合で、本帰国の時期が延期になったり、帰国予定先が変更になったりする可能性をなくすことはできません。しかし、何も決めないでいては、間違いなく最後にあわてることになってしまいます。可能性の高い順に、この場合はこの形で、もしもこうなったら、こういう対応で行こう、といった対策をある程度たてておくべきです。
それ以外のまったく予想もつかないようなことになっても、その時は想定した形(考え方)に準ずる対応でいこう、といった共通理解を子どもも含めて事前に確認しておくことは大切です。予定に沿って準備をしていれば、変更になった場合でも修正の幅は小さくてすみ、あの時あれをやっていれば…という後悔がなくなるでしょう。

学校情報を収集し、子どもに伝えるべき内容を精選し、学習の動機付けになるように伝え方を工夫する
帰国枠がある学校から学校選択をはじめるのではなく、ご家庭の教育方針や子どもに合った学校かどうかを第一の前提として、ある程度の数の学校を候補にあげましょう。
気をつけるべきことは、子どもにとって魅力的かどうかも考慮してあげることです。制服、校舎や部活など、大人から見るとささいなことのように思われることでも、子どもにとっては学校選択の上で大きな要因になっていることも見逃してはいけません。
もちろんそれだけで決めるわけではありませんが、こういったことを無視してしまうのでは、子どものこれからの入試に向けた学習の動機付けが薄くなることがあります。
全体を把握できるご両親だからこそ、バランスをしっかり考慮した学校を選び、子どもにプラスの情報を与えていくということが肝要です。情報の一方的な押し付けではなく、子どもと一緒に、子どもが主体的に選んでいくというスタイルを演出することです。

本当に受験するかどうかを真剣に判断し、その結論をご家族で遵守する
ある時点で最終結論(多くの場合は小6の夏休みの前後)を出す必要があります。いい加減な準備で「だめもとで受けてみよう」的な中学受験は、たとえ帰国枠入試であっても安易なものではありません。
最終結論を出す際には、国・私立中学受験をやめた場合に、帰国予定地域の公立中学の様子、最近設置が進んでいる公立の中高一貫校や編入試験の状況もできる限り調べて、どのような選択があるのかについての検討材料も収集し、確認をしておくべきです。
子どもそっちのけでご両親だけが突っ走る受験も好ましくありませんが、中途半端な準備や意識の中で受験に突入していくというのも、あまり良い結果を生むことはないようです。目に見える合否の結果として、たとえどちらになっても、受験に向けた学習経験そのものが、本人にとってプラスになったと言える準備をご両親で演出してください。ゴールは、合格発表だけにあるのではなく、その先の子供の姿にあるのです。

 

★★ 願書に関する確認事項 ★★

願書の取り寄せ、出願はまさにご両親の役割です。早め早めに手配していくことが大切となります。中学受験は、願書を作成するところから入試が始まっていると考えて間違いありません。
特に海外からの出願においては、在留証明や帰国枠受験のための資格を証明するための書類など、国内一般のものよりも準備すべきものは多くなります。さらに、学校以外での活動やその成果を目に見える形でまとめて提出することが求められたり、現地校やインター校に通っていれば、成績などに日本語訳をつけたりしなければならない場合も出てきます。これらは受験校にもよるので一概に必要とは言えませんが、少なくとも早めに調べておかないと、対応が後手後手に回ってしまいます。
願書の提出方法も確認しておきましょう。基本的には代理出願は避けるべきです。安易にご親戚に依頼しないほうが良いでしょう。これまでも、出願時に詳細を聞かれたり、記入ミスがあったりした際に対応できない、日々の生活が忙しく、うっかり出願締め切りを過ぎてしまった、といったトラブルが起きています。やむを得ず依頼しなければならないような場合でも、最後はご両親が責任を持って確認していくということが大切です。

 
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